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2024/05/19 12:42 |
ジャニーズ事務所の特徴
ジャニー喜多川は、渡米したとき、劇場のステージマネージャーをしており、袖口から劇を見ていて感動した。帰国後、アメリカ大使館に勤務する。知人が野球チームを作っていて、これを真似て自らも作った。原型となった少年野球チーム「ジャニーズ」である。
1970年代、渡辺プロダクションから独立。元来は代表・ジャニー喜多川の個人事務所で正式名はなく、“ジャニーズの所属事務所”の意でこの名を使用していた。創立当初はマネジメントを渡辺プロダクションに委託していた(なお、事実かどうかは不明であるが、ジャニーズが渡辺プロダクションに所属していたとの情報もある)。一般的に、アイドル事務所と誤解されるが、本来はミュージカル事務所である。また、男性専属事務所と誤解されがちだが女性も在籍していた。女性ジュニアもいたが日の目をみなかった。
今や吉本興業・バーニングプロダクションと並び、各マスコミでは「芸能界最大のタブー」と言われている。それは、近藤真彦、内海光司、岡本健一、赤坂晃、佐藤アツヒロ、少年隊、SMAP、TOKIO、V6、kinki kids、嵐、タッキー&翼、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN等の人気タレント・アイドルが顔を揃えている事や社長のジャニー喜多川の姉で、副社長であるメリー喜多川(藤島メリー泰子)が実質的な経営の権力を持っているからである。所属するタレントとグループの離反に対しては、テレビ局等に対し徹底的なまで起用しないように頼み込み容赦なく干し、それに耐えかねて人気が下降し、下積み同然の苦労を重ねた後に再び人気が出たタレントも少なくない(田原俊彦、野村義男、高橋和也、森内貴寛等)。独立準備や疑われる行為をしたタレントとグループに対しては懲戒解雇と無期限活動中止(実質は解散になる事も)にする等の徹底ぶりである。又、最近は吉本興業及び松竹芸能所属の芸人とテレビでの共演が年々多くなって来ている。
日本の芸能事務所の中でも肖像権の管理には厳しく、レコード会社、出演映画・ドラマ・CMの公式サイトで、所属タレントの顔写真や動画をインターネットで使用することを厳しく制限している。その為、シルエットや似顔絵、セットの画像に差し替えられている。また、所属タレントが主演した過去の出演番組のDVD化、CS等など一部の再放送などの際にも権利関係が厳しいためにその回自体がカットされたり、DVD化を断念している番組も多く、現在非常に難しい問題となっている。ただ以前に比べ最近は(コマーシャルが中心であるが)制限が幾らか緩くなり、木村拓哉出演のジョージア缶コーヒー、SMAP出演のNTT東日本、ホットペッパー(CM動画配信)や、国分太一出演の日清チキンラーメンのCM、Ya-Ya-yah出演の進研ゼミのCM、岡田准一 (V6) 出演のVodafone、KAT-TUN出演のNTT DoCoMo、ロート製薬、SKY PerfecTV!など(ただし、一部加工されている場合がある)の他、エイベックスやジャニーズ・エンタテイメントでは右クリックの禁止や、Flashを用いるなど例外も出てきたが、携帯電話の待受画面やパソコンの壁紙、スクリーンセーバー等は、公式サイト上であっても、所属タレントの顔写真を使用したものは現時点では作られていない。(台湾の公式サイトには、一部加工されているが所属タレントの顔写真が掲載されている。)また掲載される広告用ポスターには、関係者にだけ分かる箇所にシリアルナンバーが打たれ、流出した際はどこの支店が管理していた物かすぐに分かる様になっているものもある。ロッテのCM紹介ページもKAT-TUNのスチールだけマークに置き換えられている。映画「日本沈没」の出演者紹介ページも草彅剛(SMAP)の顔だけがマークになり、予告編もWeb予告編には草彅だけが登場せず、共演の柴咲コウや他の出演者の台詞や映像によって出演自体を忘れてしまうようなものが公開されている。
所属タレントの声まで露出が制限される場合もあり、『アストロボーイ・鉄腕アトム』で香取慎吾が演じた役はDVD化の際に手塚眞の声に変えられている。香取には『赤ずきんチャチャ』のレギュラーでありながらサントラCDに収録のミニドラマには一切出演できなかったという過去もあり、ファンの間では「事務所が出演を制限したためではないか」という噂が流れていた。原盤権を直接押さえている為に、契約しているレコード会社でも独自リリースが出来ず、それ以外のレコード会社では特例でさえ認めていない。有名な所ではビクターエンタテインメントと契約しているSMAPが歌った『赤ずきんチャチャ』のOPが、キングレコードから発売されたソフト版(DVD版など)では沢田聖子に差し替えられた。但し、エイベックスと契約しているV6が歌った『ウルトラマンティガ』のOPだけは例外で、2002年以降はコロムビアミュージックエンタテインメントから発売されたウルトラシリーズ関連のCDにも収録されている。
音楽賞レースは1990年代半ばあたりに撤退した。例えば1980年代に所属タレントが毎年のように音楽新人賞および最優秀新人賞を受賞していたゴールデン・アロー賞は、1993年度に少年隊が演劇賞さらに大賞を受賞して以降、受賞者はいない。
主婦と生活社の雑誌『JUNON』とは、蜜月時代とは違い、同誌の「JUNONスーパーボーイコンテスト」出身者で編成されたFLAMEがデビューしたからか、『週刊女性』の少年隊に関する報道をきっかけで、所属タレントの取材はもちろん写真掲載も禁止という絶縁状態になっているが、過去に載せられたジャニーズ事務所所属タレントの語録を載せる事は、認められている。しかし、愛読者の間からは、「ジャニーズタレントの顔を載せるべきだ。ジャニーズタレントをバカにしているように見える。」という声もある。逆に『JUNON』の競合誌である麻布台出版社の『ポポロ』に所属タレントの記事が集中するようになっている。ちなみに『Myojo』も同様だが、付録では、他事務所所属w-inds.のCDジャケット、歌詞を載せている事がある。さらに、AAAのライブ報告を載せる事も。また、主婦と生活社発行の週刊誌『週刊女性』において現在隔週連載されている「Jファン総合研究所」の記事および情報について強く抗議をする意向を示しているが、表紙にSMAPの木村拓哉などが登場する機会が増えている。なお、音楽雑誌『CDでーた』(角川書店)、『WHAT's IN?』(ソニー・マガジンズ)は一切、取材をしていない。
「コンサート事務局」(正式名称:ヤングコミュニケーションコンサート事務局)と称する興行会社を設立している。この「コンサート事務局」とは、所属タレントのコンサート・舞台等の主催、企画、チケット販売等を行なっている。尚、所属タレントのコンサートは、「ジャニーズチケット販売約款」という規約を独自に作っており、チケットの販売方法が、通常の販売方法とはかなり異なる。また単独で、興行を行なう為の一切の作業が出来る為、スポンサー協賛は殆ど行なわれず、チケットに関連会社、レコード会社、テレビやラジオの放送局、興行運営会社以外の記載は殆ど無い。またコンサートチケットはファンクラブ会員に最優先で販売され、ファンクラブで売り切れた場合、一般プレイガイド発売が行なわれないことが多く、販売されても立見席のみ、2階席後方などの決まったエリアで販売されることが多い。舞台等のチケットに関しても、興行運営会社、及びプレイガイドは「ジャニーズチケット販売約款」に基づいて販売されており、通常の販売と異なった販売が行なわれることが多い。また、コンサートや舞台に限らず、所属タレントで行なわれる興行のプレイガイド販売においては、インターネット販売は一切行なわれない。(公演によっては、各タレントが主役の舞台等であっても、取り扱わない場合もある。)
また、チケットの転売等には非常に厳しい対応を取っており、例え定価以下であっても、ネットオークション等で第三者に転売等を行なったことが判明した場合、その行なった者が入会しているタレント(複数のタレントに入会している場合は、その入会している分全て)のコンサート・舞台等の優先販売の通知は一切発送停止となる。また発送物停止後、本人が転売等を認め、申告をしても、例えファンクラブ枠でその公演のチケットが完売にならなくても、一切のチケット予約が停止となる。(つまり、申し込んでもチケットは確保出来ず、返金となる。)
コンサートの内容は、基本的にタレント自身が構成(大まかな流れ)を考えなければならない。よって、コンサートに関しては、構成作家は存在しないと言われている。また、タレントによっては衣装やセットデザイン、踊りの振り付け等を考えることもある。
また、コンサートの演奏は、基本的にカラオケで行なわれ、生演奏のバックバックバンドがいても、生演奏ではなくカラオケが流れていることが多い。(例外として、近藤真彦やKinKi Kidsは、本物の生演奏が披露される。)
ファンクラブの組織は、「ジャニーズ・ファミリークラブ」(通称JFC)と名付けられ、JFCを母体として、各タレントのFCが作られている。またFCが結成されていないタレントについては「情報局」を組織し、タレントの情報をハガキにて情報提供している。
他の芸能事務所と比べても番組協力や番組観覧には力を入れており、各タレントの番組協力の募集を随時行なっている。(番組によっては、行なわない番組もある。)
ファンクラブで、ファンクラブ会員が所属タレントが合宿している合宿所へ行って、合宿しているタレントに会いに行くのも禁じられており、合宿所の管理人に見つかれば、即刻退会及びコンサートへの出入り禁止をさせられる等のぺナルティーがある等の厳しい会員規約を設けている。
『ミュージックステーション』には所属タレントがレギュラー出演している。又、毎年大晦日には年越し恒例として所属タレントが全員集合し(内海光司、SMAPを除く)エンターテインメントショー『ジャニーズカウントダウンライブ』(フジテレビ系)で、ジャニーズ事務所の歴史を生中継している。
所属タレントは原則として先輩後輩や年齢に関係無く「君」で呼び合う。事務所内では「さん」は「様」に相当し、よそよそしいので、親しみを込めて「君」を「さん」扱いとしているとの事。社長であるジャニー喜多川自ら「タメ口」を要求するフランクさである。「マッチさん」(近藤真彦)等のように愛称に「さん」付けで呼ばれている者もいる。
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2007/09/19 13:30 | 芸能

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