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2024/03/19 20:10 |
ツバサ レザボア クロニクル
いわゆるスター・システムを採用しており、ファイや黒鋼をはじめとするオリジナルキャラクターも登場するものの、大多数のキャラクターが他のCLAMP作品のキャラクターであり、さながらオールスター総出演のような漫画になっている。また、主人公の小狼は『カードキャプターさくら』のサブキャラクターであったことから、スピンオフ作品の要素も含まれている。

再登場するキャラクターとしては、小狼と、ヒロインの桜を筆頭に、桃矢(玖楼国王)、雪兎(玖楼国神官)、藤隆(考古学者)、知世(日本国の姫)等は全員『カードキャプターさくら』の主要登場人物である。小狼たちが住んでいる玖楼国(くろうこく)も、同作の主題であるクロウ・カードに由来する。また、セレス国でファイが共に暮らしていたチィも、『ちょびっツ』のヒロイン「ちぃ」の容姿そのままである。

異世界でも、他のCLAMP作品に関係するキャラクターや事象が多数登場する。例えば阪神共和国編では、小狼たちに『魔法騎士レイアース』に登場する「魔神」(本作上では「巧断(くだん)」)が宿っている。また、高麗国編の「暗行御史(アメンオサ)」(アニメ版ではナユタヤ国編の「密偵衆」)は『CLAMP学園探偵団』の主人公3人が務めている。ジェイド国編のエメロード姫も『魔法騎士レイアース』の異世界「セフィーロ」の元首である。桜都・桜花(エドニス)国編では、『魔法騎士レイアース』のカルディナがバーテンダーとして、『ちょびっツ』の「ノートパソコン」琴子とすももが登場する他、同作でちぃを作った機械技師の千歳も、桜都国の管理に携わる天才機械技師として登場する。この他にもマイナーなキャラクターも多数登場している。

異世界は、桜の羽根が落ちた時期が前後するものの、バラエティーに富んだパラレルワールドとなっており、桃矢と雪兎が阪神共和国ではお好み焼き店の店員であるように、世界間を移動できない登場人物の役割が世界によって異なるのが特徴的である。なお、ピッフル国において知世社長の夢の中に日本国の知世姫が現れたように、平行世界の似たような人物は何らかの形でリンクしている可能性がある。『xxxHOLiC』では、この世界の関連を「多重世界」と表現し、侑子の世界にいる『カードキャプターさくら』の2人と本作の2人も「魂はオナジ」と言っているが、何を意味するのか詳細は不明。本記事では、そのように魂を同じくする者同士の関係を「異世界の同一人物」と表した。

『週刊ヤングマガジン』で連載中の『xxxHOLiC』とストーリーがリンクしているため、侑子やラーグが時折出てくる(勿論『ツバサ・クロニクル』にも出てくる)。

reservoir(英)は液体を貯蔵、保管する場所・物、chronicle(英)は年代記など起きた事柄を記録したもの、という意味である。

あらすじ
玖楼国に住む考古学者の卵である小狼と、玖楼国の姫である桜は幼馴染。2人は身分の違いを超えて互いに惹かれ合うが、どちらもその想いを打ち明けられないでいた。ある日、桜の秘められた力を手に入れようとする飛王・リードの陰謀によって、桜は記憶を失い、その記憶は無数の羽根と化して異世界へと飛び散ってしまった。桜の命を救う手立ては、その記憶の羽根を全て集めて、桜の体に戻すことだけ。小狼は、かけがえのない人の記憶を取り戻し、命を救うため、異世界を渡り歩く旅をすることを決意する。

玖楼国の神官である雪兎の手引きにより日本へと送られ、唯一何度も異世界を移動させる魔力を持つという次元の魔女(侑子)と合見えた小狼。そこで彼は、もといた国に戻りたいという、日本国の忍者である黒鋼と、もといた国にだけは戻りたくないという、セレス国の魔術師であるファイ・D・フローライトと出合う。一行は、四人で旅をするという契約で、小狼は桜との関係性、ファイは刺青、黒鋼は破魔刀を対価として支払う。魔女から異世界を渡り歩く手段としてモコナ=モドキことソエルを授かる。各々の願いを叶えるために、彼らは異世界を渡る過酷な旅へと旅立ったのであった―。

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2007/10/01 13:01 | ゲーム

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