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2024/03/19 11:00 |
前立腺癌の症状
前立腺に発生する病気、癌の一つ。様々な組織型の悪性腫瘍が生じうるが、殆どは腺癌であり、通常は前立腺癌≒前立腺腺癌の意味で用いられる。日本では癌死亡者の約3.5%を占める。近年は増加傾向。最近では明仁もこの病気になった。45歳以下での罹患はまれで、50歳以降によく発病、その割合は年を追うごとに増加する。

欧米では非常にポピュラーな癌で、男性死亡者の約20%でトップを占める。日本と海外の患者割合の差は、食生活の違いにあるとされる。

症状
外腺に多く発生する。初期は自覚症状がほとんどない。進行すると前立腺が腫れて尿道を圧迫される。その結果、

排尿困難
頻尿
残尿感
下腹部不快感
などの症状を生じ、悪化すると尿道が完全に閉塞され尿が出なくなり(尿閉)、血尿が出たり、水腎症になる。また進行が進むとリンパ節や骨に転移しやすくなる。

原因
高脂肪の食事。
乳製品(カルシウムの摂取量が一日600mg以上取る人は前立腺癌発症率が高くなる)。

予防
繊維成分(リコピン)を多く含んでいるものを取る。
トマト(毎日トマト、トマト料理を食べると癌発症率が減る。)
イチゴ、スイカ

治療
治療については、男性ホルモン(アンドロゲン)の作用を減らす事によるホルモン療法、外科手術による除去、放射線療法、化学療法などがあり、状態によって最適な治療法がとられる。グリーソン分類などによる病理学的異型度が低く、血清中の前立腺特異抗原 の値が低く、他の臓器への転移が認められない場合は、外科手術(根治的前立腺摘除術)もしくは放射線療法で根治することが期待できる。

高齢者や、転移のある場合(PSA値が高かったり病理検査での異型度が高かったりといった、転移の証明はできないものの転移が起こっている虞れが大きい場合を含む)は、ホルモン療法が選択され、エストロゲン製剤、アンドロゲン拮抗剤、LH-RH拮抗剤などが投与される。場合によっては精巣摘出手術が併用される。

前立腺癌の進行は比較的遅く、他の癌に比べると予後がよい。

ただしこの癌は「前立腺肥大症」という病気と症状が酷似しているため、早期発見が難しいと言われている
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2007/09/29 15:33 | 病気 症状対策
思春期乳腺肥大症
思春期において、乳房に過度の成長を生じる珍しい病気である。

この病気の原因は、女性ホルモン、エストロゲン、プロゲステロンなどに対する過敏症である。VBHの症状は、乳房の肥大(大きくなること)である。一般に、VBHが発症するのは、女性が初めて月経を経験した直後である。

乳房の発達(乳房発育開始)が始まるのは、月経が始まる(初潮)前であると主張する医者もいる。

肥大の程度は、患者によって異なる。重症の場合、乳房の重さが片方で10Kgを超えてしまうこともある。ある医学研究によれば、最も重くなった乳房は30Kgもあった。

通常、VBHになると、乳頭にも肥大が起こり、これが桁外れの大きさに成長することがある。また、きわめて重症の場合には、陰核の肥大が起こることもある。

このような極端な乳房の大きさや重さは、それ以外の問題の原因になることもある。たとえば、頭痛、頚痛、上背痛や腰痛、指の麻痺や刺痛などを訴える患者も多い。 また、乳房の重さのせいで、ブラジャーのストラップが肩に陥凹(へこみ)をつくり、その慢性的な刺激によって消えない傷跡を残すこともある。特に、天候が暖かいときには、乳房の下にひどい発疹ができることも多い。

この乳房の成長は、徐々にではなく、「成長スパート」として起こる。VBHの女性は、乳房がまったく、もしくは、ほとんど成長しない期間の合間に、乳房が短期間で急速に成長する「成長スパート」を経験する。この急成長は、激しい身体的な不快感を引き起こす。その主な症状は、皮膚の赤みやかゆみ、そしてときに乳房全般の痛みである。

この症状を治療する方法は、現在のところ、乳房縮小手術しかない。

2007/09/24 20:36 | 病気 症状対策
包茎手術(割礼)と病気
割礼を行う伝統のない国の男子で、成人になってからも包皮が剥けない状態が続いて性交などの障害になる場合があり、包茎手術を行うことがある。日本では幼児に割礼を行うことはまずないが、成人になってから自ら包茎であることを恥じて手術を行う者が多い。

割礼の危険性
割礼そのものは常に傷口からの化膿の危険性があり特に抵抗力のない幼児に対する危険性は大きい。新生児に対する割礼では、医師が誤ってペニスを切除してしまった例もあり、その危険性が指摘されている。

割礼(陰茎包皮切除)と病気
包皮切除していない陰茎は、非勃起時には、亀頭が包皮に包まれているのが一般的である。雑誌広告を掲載する美容整形業者は、これをことさらに取り上げて商売に利用している。これら、美容整形外科業の医師達(亀頭包皮炎の専門家でない医者の大多数)であろう。悪徳な業者は、主に性病と美容を焦点として取りあげている。性病は、確かに包皮切除をしていれば、症状が発生しにくいが、複数の異性との無分別な性行為をしなければ感染のリスクは低いので問題はない。次に美容面からは、陰茎を浴場以外でおおやけに見せるのは、公序良俗に反する行為である。だから他人に見せることは、あまりないので問題ないだろう。ところが、美容整形外科業の医師の多くは包皮切除をしてない陰茎は、数日間不潔にしておいたら亀頭包皮炎になると断言しているものも存在する。だが統計によれば、実際には、このような病気には全体の3%ぐらいしか罹患しない。さらに、哺乳類の動物全ても発情時以外では皮がかむっていて、基本的には性器を一回も洗浄しないが、炎症は起こらない。だから陰茎の不潔は、亀頭包皮炎の必要条件であり、十分条件でないと言える。そのため、美容整形外科医の多くは、包皮をめくって洗浄しなければあるいは包皮の剥けた状態に陰茎をおかねば、炎症を起こすと断言するのであれば、これは、包皮切除するようにと脅迫しているという批判が存在する。  しかし、複数の異性あるいは同性との無思慮な性行為を常とする男性の場合には、性行為に伴う性病感染予防の観点からは、多少の利点は存在するのかもしれない。同様に、美容の観点においても、陰茎包皮が存在しないことにより、男性機能の誇示を目的とし、その結果として生ずる、性交渉の相手へのいわゆる文字通りのセックス・アピールになるのであれば、一概にはその効用を否定できるものではない。しかしながら、包茎による男性性器の性交渉機能の劣位性というものは、いわゆる真性包茎、カントン包茎でもない限り存在しない、というのが一般的な成人男子の実感ではないだろうか。  なお、美容の観点からさらに論をすすめれば、陰茎包皮切除術の術式のなかには、術後の外観があからさまに、包皮切除術をうけたと解る状態になるものもあり(いわゆるゼブラ状の陰茎。根元に近い筒の部分には色素沈着がみられるが、切除部よりも先端側には色素沈着がみられない)、これなどは、美容の観点からは、著しくマイナスに働いているといえよう。

近年、包皮切除(割礼)を受けている男性は、受けていない男性よりも大幅にHIV陽性率が低い、もしくはエイズ罹患率が低いことが明らかになった。男性の包皮切除に限ってであるが、包皮切除者には性病の罹患率が低いことも知られており、これは、包皮を取り除くことにより、細菌・ウィルスのポケット(たまり場所)がなくなることによるものであるとされている。現在イスラム圏である西アフリカのエイズ罹患率が南部アフリカよりも大幅に低いのは、割礼(包皮切除)を受けている男性の割合が高いことが一因であると認められるようになった。ただし、安易にその事実を持ち出して割礼を受けさせる事は、複数人との安易な性行為の増加につながりかねない、という警告も行われている。いずれにせよ、複数の対象者との安易な性交渉を行うの場合には、コンドームの装着がもっとも効果的な対策であることは論を待たない。

2007/09/23 15:25 | 病気 症状対策
HIV感染経路と性状
HIVは通常の環境では非常に弱いウイルスであり、一般に普通の社会生活をしている分には感染者と暮らしたとしてもまず感染することは無い。感染する原因の内訳は、男性同士の肛門性交によって感染する割合が最も高く、ついで異性間の性行為によるものが多い。全体の多くは性行為による感染で、注射器の使い回しなどが後に続く。

一般に感染源となりうるだけのウイルスの濃度をもっている体液は血液・精液・膣分泌液・母乳があげられる。

一般に感染しやすい部位としては粘膜(腸粘膜、膣粘膜など)、創傷などがあり、通常の傷のない皮膚からは侵入することはまずない。そのため主な感染経路は以下の3つに限られている。

性的感染
性交による感染では、性液に接触することが最大の原因である。通常の性交では、女性は精液が膣粘膜に直接接触し血液中にHIVウイルスが侵入することで感染する。男性は性交によって亀頭に目に見えない細かい傷ができ、そこに膣分泌液が直接接触し血液中にHIVウイルスが侵入することで感染する。そのため性交でなくても性器同士をこすり合わせるような行為でもHIV感染が起こる恐れがある。また男性同性愛者間では腸粘膜に精液が接触しそこから感染するとされている。腸の粘膜は薄く、HIVウイルスが侵入しやすいため膣性交よりも感染リスクが高い。同様に肛門性交は異性間性交おいても感染リスクの高い行為である。いずれにせよコンドームの着用が極めて有効で効果のあるHIV感染の予防措置である。
一方、口腔内で性器を愛撫することでも、一般に歯磨きなどで口腔内には微小の傷が出来ている場合が多く、そこに性液が接触することで血液中にウイルスが侵入するおそれがあるため、決して安全とは言えない。
血液感染
感染者の血液が、傷、輸血、麻薬のまわし打ち等によって、血液中に侵入することで感染が成立する。以前は輸血や血液製剤からの感染があったが、現在では全ての血液が事前にHIVウイルス感染の有無を検査され、感染のリスクは非常に低くなっている。医療現場においては、針刺し事故等の医療事故による感染が懸念され、十分な注意が必要である。
母子感染
母子感染の経路としては三つの経路がある。出産時の産道感染、母乳の授乳による感染、妊娠中に胎児が感染する経路である。
産道感染は子供が産まれてくる際、産道出血による血液を子供が浴びることで起こる。感染を避ける方法として、帝王切開を行い母親の血液を付着させない方法があり、効果を上げている。
母子感染の経路として母乳による感染が報告されており、HIVに感染した母親の母乳を与えることは危険とされている。この場合は子供に粉ミルクを与えることによって、感染を回避することが出来る。
胎内感染は、胎盤を通じ子宮内で子供がHIVに感染する事で起こる。物理的な遮断が出来ないため、感染を回避する事が難しい。感染を避ける方法として、妊娠中に母親がHAART療法により血中のウイルス量を下げ、子供に感染する確率を減らす方法がとられている。

性状
非常に変異しやすいウィルスでありウイルスの表面抗原がそれぞれ違うといえるほど多種多様な型がある。そのため、ワクチンを作成する事は困難である。特定の抗原に対して抗体を作ることが出来るワクチンを作成する事に成功したとしても、すぐに変異ウイルスが出現してしまい、臨床で実用することが難しい。

HIVは免疫機能の発動に必要なCD4+ T細胞というリンパ球などに感染し、比較的長い潜伏期の後に活性化してCD4+ T細胞を破壊してしまう。CD4+ T細胞が著しく減少すると体内の免疫力が極度に低下し、免疫が正常であれば排除できるような病原体にも簡単に感染する日和見感染を起すようになり、容態が不安定になる。進行すれば、その他の合併症等を引き起こし死に至ることも多い。

エイズとはこのように感染後の潜伏期を経て陥ってしまう免疫不全状態を指し、単にHIVに感染しただけ(HIVキャリア)ではエイズとは呼ばない。なお、HIVは神経系の細胞にも感染して、痴呆など神経症状を示すことがある。

2007/09/19 13:42 | 病気 症状対策
知的障害の分類
病理的要因
ダウン症候群などの染色体異常・低機能自閉症などの先天性疾患によるものや、出産時の酸素不足・脳の圧迫などの周産期の事故や、生後の高熱の後遺症などの、疾患・事故などが原因の知的障害。
脳性麻痺やてんかんなどの脳の障害や、心臓病などの内部障害を合併している(重複障害という)場合も多く、身体的にも健康ではないことも多い。染色体異常が原因の場合は知的障害が中度・重度であることが多く、外見的には特徴的な容貌であることも多い。
生理的要因
特に知能が低くなる疾患があるわけではないが、たまたま知能指数が低くて障害とみなされる範囲(IQ70または75以下)に入ったというような場合。生理的要因の知的障害がある親からの遺伝や、知的障害がない親から偶然に知能指数が低くなる遺伝子の組み合わせで生まれたことなどが原因である。合併症はないことが多く、健康状態は良好であることが多い。知的障害者の大部分はこのタイプであり、知的障害は軽度・中度であることが多い。「単純性精神遅滞」などともいう。
心理的要因
現代日本ではあまり見られないが、養育者の虐待や会話の不足など、発育環境が原因で発生する知的障害。リハビリによって知能が回復することは可能である。関連用語に「情緒障害」がある(ただし、自閉症が情緒障害に分類される場合もあるが、現在は自閉症は先天性疾患と考えられているので注意)。また、離島や山岳地帯や船上などの刺激が少ない環境で成育した児童の場合も、IQが低い場合が多い(知能指数#生活環境参照)。IQテスト自体○や△など抽象的な図柄を見分けるといった文明社会に馴染んだ者にとって有利な問題となっている。従って、都会生活を経験したことのない先住民族などには不利な評価が下されることになる。このことは意図的にアメリカで有色系移民を排除する目的で誤用されたことがある。

基本的には、知能指数が100に近い人ほど人数が多い。しかし、知能検査の種類によっては最重度まで正確な存在数比率を出せない場合もあるため、問題となっている。

教育の分野では、軽度の生徒を「教育可能」、中度の生徒を「訓練可能」と分類していた時代もあったが、これは障害が重い人に対して先入観を与え、可能性を奪うものとして今では全く用いられていない。

ボーダー(境界域)
知能指数は70~85程度。知的障害者とは認定されない場合が多いが、認定されないために支援を受けられずに、かえって厳しい状況におかれることもある。
軽度
知能指数は50~70程度。理論上は知的障害者の約8割がこのカテゴリーに分類されるが、本人・周囲とも障害にはっきりと気付かずに社会生活を営んでいて、障害の自認がない場合も多いため、認定数はこれより少なくなる。生理的要因による障害が多く、健康状態は良好であることが多い。
中度
知能指数は35~50程度。
重度
知能指数は20~35程度。大部分に合併症が見られる。
最重度
知能指数は20以下。大部分に合併症が見られる。寝たきりの場合も多い。しかし運動機能に問題がない場合もあるため、多動などの行為が問題になる場合があり、「動く重心児」という呼び方をされ、施設解体の流れでどうなるかや、ケアの仕方が問題となっている。

2007/09/15 15:31 | 病気 症状対策

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