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2024/05/03 16:53 |
貞操帯の歴史と構造
そのルーツは、十字軍に従軍する兵士が、妻や恋人の貞操を守るために装着させた事から始まるとの説があるが、定かではない。この場合外征する兵士が身持ちの悪い妻を管理するのが目的とする説と、女性が自身を暴漢から守るために装着したとする説もある。

性交そのものを防ぐ、究極の避妊具である。拷問や刑罰として使用された事もあり、西洋の博物館等には実物が残されている。

最近では主としてSMに利用する道具の一つとして販売・利用されており、そうした目的で作られた貞操帯は本来の貞操を守るという目的を逸脱し、装着者を辱めることが主目的となっている場合も少なくない。

貞操を守るという目的の為、旧来から多くは金属製で外部からの破壊に強い素材が選ばれたと考えられる。最近では皮革や、プラスチック系素材を利用したものもある。

通常、下半身に着ける下着形で着脱を封じる為の施錠装置がついている。服の上から身に着ける場合もあるが、通常直接肌の上に着け堅い物質で覆うことで目的を達成しようとする。通常の下着との相違点は施錠装置や素材のみでなく、長期間身につけることを想定し排泄用の小さい穴が開けられているものも多い。

穴の大きさは貞操帯によって異なるが、数ミリサイズの小さな穴の場合ものや、比較的大きな穴に内側に棘などが突きだしていたり網がかけられているもの、穴を塞ぐ部品を異なる施錠系統で止めるもの等がある。また男性用の貞操帯は性器を覆うための特殊な構造をもつ場合がある。

現代の貞操帯
現代は貞操帯はアダルトグッズ店や、貞操帯メーカーで販売されている。アダルトグッズとして売られている貞操帯は多くがゴム又は革製。採寸の必要なプラスチックや金属製のものはメーカーでのみ取り扱われている場合が多い。

金属製の貞操帯は、トーリーボーイ社、Neosteel社製のものが有名で価格は日本円に換算して10万円前後で国内でも入手可能。購入の際には身体のサイズを細かく採寸して送る必要があり特定個人専用のオーダーメイド品となる。日本人が購入を検討する場合には欧米人との体格の差に注意する必要がある。

現代では貞操帯の需要は女性用よりも男性用が多いことから、貞操帯メーカーでは構造的に複雑になりやすい男性用貞操帯を競って開発し販売をしている。また趣向として貞操帯が用いられる現代では堅牢性のみならず着心地感や、長期間連続着用可能であることをアピールした製品が多い。
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2007/09/03 13:03 | 未分類

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