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2024/04/25 16:33 |
登山の種類
レクリエーションとしての登山
レクリエーションとしての登山の魅力は、ゆっくりと傾斜を歩くことによる有酸素運動や、新陳代謝の活性化、あるいは景観や自然の風景そのものを楽しむことにある。他にも、森林浴(リラクゼーション効果)を楽しんだり、共に登山をする人との交流、冬山を登る際にはスキー滑走を目的とする場合もある。その目的は人により千差万別であり、それぞれの目的に合った登山の方法がある。また日本は山の国であって、手ごろな山から踏破に3~4日かかるものまで様々な山を歩くことが出来る。またひとつの山でも簡単なルートや難所の多いルートなどがあり、各々の力量や体力にに合わせ登山を楽しむことの出来る場所が多い。日本においては、以前は登山というとワンダーフォーゲルや山岳部のイメージが強く、厳しく辛く、特殊な世界と見られがちであった。しかし近年、登山靴や登山用具の発達・軽量化によって、中高年世代においても一種の登山ブームと言える現象が起きた。高齢者でも気軽に登山やトレッキングが出来るように整備がなされ、体力にあった登山ルートで無理なく景色や運動を楽しむことが出来るようになってきている。

競技としての登山
高校総体においては、競技の一環として登山を取り入れている。体力や装備、あるいは天気図に関する技能・知識や、高山植物、応急処置の方法等を点数として、審査員がそれらの達成度を計数し、高校ごとに順位を決定する。隊列に遅れず登頂を目指すのも体力点として高得点ではあるが、他にもマナーや態度、知識や服装等にも気を遣う必要がある。4日間をテントで過ごし、食事も寝床もすべて自分達で持ち歩き準備しなければならない登山競技は、インターハイにおいては最も厳しい競技のひとつであると言える。 更に、地方大会では優劣をはっきりとさせるために重量規制があり、現段階では4人で60kgと言う規定がある。 その60kgに、飲料として使用する分の水、怪我の治療などとして使用するために綺麗な水などを要するため、実質70kgなどになることが多々ある。

また、国体においても山岳競技があり、縦走競技とクライミング競技の2種目で構成される。縦走競技は、規定の重量を背負い、決められたコース完走する時間を競う。クライミング競技は、人口壁をフリークライミングのスタイルで登り、到達高度を競う。

他にも岩を登る行為の派生競技としてフリークライミング、山道を走ってその順位を争うトレールランニング等の競技がある。いずれも、競技とは言え山や岩場でのスポーツになるため、安全対策や体調管理に十分に注意する必要がある。

職業としての登山
純粋に登山そのものを職業として行うのは、主に登山ガイドや登山家などである(登山ガイドは広義の登山家に含まれる)。

登山ガイドは登山の初心者やその山に不慣れな登山者のガイドを請け負い、山を案内して収入を得る。そのためその山に対する深い知識と、不慣れな登山者を安全に案内するための経験や技能が必要となる。なお、日本アルパインガイド協会では、登山ガイドの育成・認定を行っている。

また、著名な登山家の一部は、海外の8000M級の山を、単独で登ったり無酸素登攀したりと言う難しいアタックをする際、テレビ局や大きな企業をスポンサーに持つことが多い。アタックが成功した場合は企業の広告塔としてCMに出演し、利益を得ることもある。

こういった山岳ガイドや登山家の中でも広く名前を知られているものは、講演活動をし、本を出版することも少なくない。

一方、自然資源を得るための登山も存在する。東北地方に存在するマタギと呼ばれる狩猟集団や、山菜を採って販売する地元住民等の入山理由がそれである。山菜採りは自然環境に影響を与えるほどの量を採ることはせず、狩猟をする場合も個体数に影響を与えるだけの乱獲は避けるのが望ましいとされる。

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2007/09/05 21:43 | 未分類

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