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2024/04/24 01:23 |
混浴入浴マナー
秘湯ブームなどで、マスコミや本にも取り上げられ、単なる好奇心だけで来て入浴するという従来のマナーを知らない入浴者が男女とも増えている。

男性入浴者が、見ず知らずの女性を好奇な目で見ることはマナー違反である。女性が湯に出入りする時、湯船の外を歩く時などは、女性への視線をそらすことが男性入浴者のマナーである。女性にすり寄ったり、触れたりするのはもってのほかである。
男性入浴者が、見ず知らずの女性に自らの性器をあからさまに見せ付けることもマナー違反である。
タオル、手ぬぐいあるいはバスタオルの類は、基本的に湯船内に持ち込み禁止である。女性が肌を隠すためにバスタオルを持ち込んで入浴し、湯を含んだバスタオルが重く持って帰るのが嫌なためその場に置き去ってくるということも発生している。
親しい男女が入浴するときでも、周りに他人がいるときには、変にいちゃついくのはもちろん、性的行為に及ぶのはマナー違反である。
マナーの低下が、混浴風呂の減少や水着着用につながっている。逆に貸切り風呂は増加した。男女が性別を意識することなく湯船でくつろぎ、語り合うことができることが混浴の良さであり大切なことである。

規制
各地方自治体の制定する条例により、混浴が禁止されている場合がある。

東京都は、混浴時は水着着用を義務にしている。
三重県では、12歳以上の混浴が禁じられている。
兵庫県では、6歳以上の混浴が禁じられている。
2006年8月、兵庫県は三木市営の公衆浴場「吉川温泉よかたん」の家族風呂が混浴にあたるとの解釈を突然持ち出し使用禁止を指導、三木市はこれを拒否するなど混乱が生じている。

歴史
古くは、大きな湯船の共同浴場は一般的でなく、大きな湯船といえば天然の温泉が溜まってできた野湯であった。そのため、男湯・女湯という概念はなく、混浴は、自然発生的にできたものである。なお、同じ温泉でも、西洋は水着を着て運動温熱療法的な使われ方をしたのに対して、日本では裸で肩まで浸って静養するという文化の違いが生まれた。

時代が下ると、温泉地では、泉源から湯船まで温泉を引いた今で言う共同浴場もできてきたが、まだ、男湯と女湯の区別もなかった。

江戸時代に入ると、大都市で銭湯が大衆化した。銭湯に垢すりや髪すきのサービスを湯女(ゆな)にやらせる湯女風呂などが増加した。松平定信は、1791年、江戸の銭湯での男女混浴を禁止する男女混浴禁止令を出したりして、風紀の取り締まりの対象にもなった。

明治時代に入ると、男女混浴は風紀を乱す元、前時代的と見られる元として原則禁止となる

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2007/08/30 13:11 | 未分類

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