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2024/05/20 06:58 |
劇団四季「ウェストサイド物語」
劇団四季ミュージカル「ウェストサイド物語」の舞台げいこが7日、東京・浜松町の四季劇場[秋]で行われた。主演のベルナルド役に挑戦した加藤敬二は「節目の年に、再びこの作品に出演できることは光栄であると同時に、大変身が引き締まる思いです」。公演は8日から始まりロングラン公演される。

ウェストサイド物語
1957年初演のアメリカのミュージカル。
ストーリー

ニューヨークのウエスト・サイド。白人非行グループ、「ジェッツ(ジェット団)」と、プエルトリカンの非行グループ「シャークス(シャーク団)」。この2つのグループは、特にビル屋上運動場の占有権を巡って互いに対立し、ゴタゴタを起こしてはシュランクたち警察に止められる繰り返しとなっていた。(「プロローグ」)

ジェッツのリーダー・リフはシャークスを追い払うための最終手段として決闘しようと思いつき、夜に行われるダンス・パーティは中立地帯と考え、シャークスとの話し合いをしようと企む。その決闘には元ジェッツのリーダーでありながら、現在は非行から足を洗いまじめに働いているトニーに決闘に参加してもらおうとする。ジェッツのメンバーも了解し、興奮する心を歌って踊る。(「ジェット・ソング」)

リフはドックの経営するドラッグストアで働くトニーにパーティに来るよう頼むが、真面目なトニーは店の仕事や掃除で忙しいという理由で断る。しかし、リフの往生際悪さゆえ、自分に感じた幸せな予感で、パーティ参加をやむなく行くことにするが、その幸せはきっと自分を待っていると口ずさむ。(「何かが起こりそう」)

その夜、体育館で行われたダンスパーティーでジェッツとシャークスの二つのグループは踊っている。途中から現れたトニーはベルナルドの妹・マリアと出会い、2人は、瞬く間に恋に陥る。それを発見して怒ったベルナルドをリフが割り込み、ドラッグストアにて決闘の申し込みをしようと彼に言う。(「体育館でのダンス」)

チノに連れられ、家に帰っていくマリア。トニーはマリアの名を知り、美しい名だと言いつつ、マリアを探す(「マリア」)

シャークスは帰宅。ベルナルド率いるシャークスの少年たちは移民してから今日までの出来事からアメリカは「悪い国」、アニタ率いる少女たちは長所を挙げ、「素晴らしい国」だとお互い言い争う。(「アメリカ」)

トニーは恋したマリアを探していると、とあるアパートで彼女を見つけ再会。その非常階段で、互いに恋を認め合う。(「トゥナイト」)

ダンス・パーティから帰ってきたジェッツの少年たちは市警のクラプキ巡査と出くわし、喧嘩をしたら捕まえると言われる。自分たちの不満や怒りは警察を含む大人たちが原因だと悪口を歌に表す。(「クラプキ巡査への悪口」)

ドックの店では、ジェッツとシャークスが決闘の手順に関する会議……もとい、果し合いの内容を決めるための段取り付けを行う。帰ってきたトニーの提案で一対一の素手で決闘することを決定する。

翌日、ブティックにてトニーに会える嬉しさを抑えきれないマリア。職場仲間たちにこの嬉しさをアピールするが、友人たちはマリアの喜びにただ、呆れつつもアメリカが楽しいのならそれでいいと思い、共に歌う。(「素敵な気持ち」)

仕事を終えたマリア。その後トニーがブティックを訪ねる。決闘の話を知ったマリアは、トニーに素手であろうと争うのはよくないと、決闘をやめさせるように言う。それから二人は偽りの結婚式をして再びお互いの愛を再認識する。(「ひとつの心」)

夕暮れのウエスト・サイド。ジェッツとシャークスは決闘、トニーとマリアはの決闘中断を信じての再会、アニタは決闘後のベルナルドとのデートそれぞれを今か今か、と思いを歌に表す。(「トゥナイト・クインテット」)

決闘の場。遅れて現れたトニーは、決闘をやめさせようとするが、ふとした勢いでベルナルドがジェッツのリーダー、リフを刺してしまう。我を忘れたトニーは、ベルナルドを刺す。乱闘となるが、パトカーのサイレン音に、少年たちは殺された2人を残して散る。(「決闘」)

トニーはマリアを訪ね、警察へ自首すると覚悟を決めていたが、それでも見捨てられないマリアは「行かないで!行っちゃイヤ!」と強く頼み、どこか遠くへ逃げようと二人で誓う。しばらくの間、トニーはマリアの部屋で和みの時間を過ごす。(「どこかへ」)

リフが殺されたことの悲しみと怒りを隠しきれないジェッツの面々。「許せねぇ。人殺しのシャークスめ…」 「今すぐ仕返しに行こう!」 しかしジェッツの二番手・アイスはメンバーに喝を入れてまずは落ち着かせ、チノに狙われているトニーを助けようと密かに身を潜めていく。「待て!カッカするな。ここで警察に見つかれば終わりだ。復讐どころじゃなくなるぞ!今はクールに心を忍ばせるんだ…」(「クール」)

数時間後にアニタが現れ、彼女はトニーはドックの店に逃げたことに気づく。後から追おうとするマリア。アニタは恋人のベルナルドを殺された悔しさからトニーを否定するが、マリアのトニーに対する愛情の強さを認め、警察に事情聴取されているマリアの代わりに彼女はトニーに彼女は後からドラッグストアに来るという伝言を頼まれ、急いで店へ向かう。(「あんな男に~私は愛している~」)

ドックの店では、ジェッツのメンバーがトニーを地下に匿い、屯している。そこへアニタがトニーに会わせるよう頼むが、彼女の用件を理解しようとせずにジェッツのメンバーがアニタにつらく当たったため、ジェッツに対し不信になったアニタは嘘をつき「マリアは死んだ、チノに殺された!」と伝えてしまい、それから何処へと消え去っていった。(「トーンティング」)

嘘を本当だと思い込んだドックはトニーに伝える。自暴自棄になったトニーは、店の外へ出る。チノを探し「チノ!俺もマリアの様に殺してくれ!」と叫びまわる。その途中、マリアの姿を見つけ駆寄ろうとした時にチノの銃弾に斃れる。

撃たれたところに、マリアが駆けつける。トニーはマリアの腕の中で息を引き取る。マリアはトニーの拳銃を拾い上げて、駆けつけたジェッツやシャークスの面々に銃口を向け「みんながトニーを殺したのよ!リフも、ベルナルドも!銃やナイフではなく、みんなの憎しみの心が!」と怒りを露わにする。しかし怒ってもトニーは生き返らない。マリアは彼の死の悔しさと悲しさにただ涙するのであった。

ジェッツの数名は悲しみを堪え、トニーの遺体を運ぶ。だが、遺体を落としそうになったその時、シャークスの数名がジェッツの作業を手伝う。そしてついに争い続けた少年たちは和解して、真の友情を分かち合うのであった。

マリアは最後に言った。「愛してるわ。アントン。」(「フィナーレ ~恋は永遠に~」)

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2007/09/08 09:16 | 芸能

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