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2024/04/26 07:13 |
ノースウエスト航空
1926年10月1日創立、使用機材442機の米国第4位の航空会社。 アメリカの航空会社で最も数多くのエアバス社製旅客機(エアバスA319、エアバスA320、エアバスA330-200・エアバスA330-300)を運航していることでも有名。 近年、世界的に拡大している「アライアンス」の基となったと言える、国際的提携をKLMオランダ航空と共に始めた事でも知られる。

戦後、日本の民間航空復活に貢献した事もあり(日本航空の立ち上げを指示した)、日本との結びつきは強い。 現在でも、成田国際空港をハブの一つとし、シアトル、デトロイト、ミネアポリス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ポートランド、ホノルルなど米国各地に直行便を毎日運航している。(アメリカ7都市から日本の3都市(=成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港)に向けて週63フライトある)また、既得の以遠権を生かすことで、ソウル、釜山、北京、上海、台北、香港、マニラ、バンコク、シンガポールなどへのネットワークも形成している。また、グアム、サイパンへも運航している。

また成田国際空港(NRT)の他にも、関西国際空港(KIX)や中部国際空港(NGO)から米国・アジアへ運航を行っている。

従来、KLMオランダ航空と強固な提携関係を築き、それを基に将来的に、ウィングスアライアンス(仮称)の構築を模索していたが、結局世界的アライアンスへの発展はしなかった。 その後、米国内のコンチネンタル航空やデルタ航空と提携関係を締結。 現在では、三大航空連合の一つスカイチームのメンバーとして、加盟各社と共同運航・マイレージサービスを含む包括的な提携を結んでいる。

2005年、原油価格高騰に伴う燃料費の増加によって収益が悪化。9月14日、デルタ航空と共に連邦破産法11条の適用を申請(事実上倒産)。今後は運航を継続しながら、経営再建を図ることとなる。また、上記収益の悪化により同年10月1日をもって成田~ニューヨーク便が廃止された。

2006年、運航停止となったインディペンデンス航空の運航権を買収。これをベースに新たに60~70席クラスの小型機を運航する子会社「コンパス航空」を設立、6月からワシントン・ダレス空港を中心に運航予定となっている。7月に再建開始。

尚、ノースウエストとあるものの、本社はアメリカのノースウエストのほうにはない。(アメリカでノースウエストとはワシントン州、アイダホ州、オレゴン州などのほうを指す)社名の由来は創業の路線がシカゴから本社所在地のミネアポリスという「北西」の方向だったことから、とされている。「ノースウエスト・オリエント」と称していた時代もあるが「オリエント」は愛称として加えられており、正式社名は「ノースウエスト」であった。なお、垂直尾翼を赤く塗装したのは冬季のミネソタで機体が雪に埋もれても目立つようにするため、という説もある。

フォロー・ザ・レッドテイル
世界の航空会社の中では『Follow the Redtail(赤い尾翼を追え)』と言う言葉がある。これは着陸時に悪天候で滑走路に入るか判断に悩む場合、周りにノースウエスト機がおり着陸態勢を取っていたら追って着陸すると良いという言い伝えの様なものである。

ノースウエストはハブ空港が比較的気候の厳しい所に位置しており悪天候の中での運行を余儀なくされる事が多く、経験からパイロットの技量が高い事や、独自の気象予報を行う部門を持ち、乱気流や積乱雲をあらかじめ把握し未然に気象による事故を回避している事から、他の航空会社も信頼出来る程欠航や事故が少ないからである。
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2007/09/06 13:06 | 未分類

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