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2024/04/26 04:02 |
近年の家事手伝いのイメージ
裕福な家庭に生まれ、仕事をせずに花嫁修業の為に習い事や趣味に勤しんでいる。
裕福であるなしに関わらずフリーターやニート、無職だがそのままだと世間体・イメージが悪いので単に「家事手伝い」を自称している。
2番目のイメージは定職のないパラサイトシングルであり、女性であっても経済的自立を重視する風潮の広がり、“働かざる者食うべからず” “勤勉な労働こそ最高の美徳”とする価値観が強まったことにより、1.よりも2.のイメージで見る傾向が急速に強まっている。ただし、内面的な女性の経済的自立志向が強くなったとの意見には異論も多く、むしろ近代的な「自立した女性の振る舞い」を重視する女性が多いために、2.のような行動を取る者が多いとの指摘もある。また読者モデルの間では「家事手伝い」を自称する事は、一種にステータスとして取られる傾向もある。

家庭電化製品の普及、コンビニ等の登場によって家事は重労働ではなくなったため、現在では更に言葉の意味が形骸化し、就労に向けた教育・雇用・職業訓練等のいずれにも参加せず、親の力に頼って無職を維持もしくは堅持している女性を指す事が多い。若者用語では「カジテツ」と略称される。このような女性は結婚後にも夫の収入に頼りつつ家事をしない、また共稼ぎをするが自分の収入は独占するなど、夫に対して経済的な寄生行動を取ることが多い

ニートとして分類
家事手伝いはニートの分類の一つである。厚生労働省は2004年版労働経済白書で、ニートの定義に「家事の手伝いもしない」ことを加え、ニートは約52万人と試算していた。これに対し、内閣府の青少年の就労に関する研究会の調査では「『家事手伝い』は就労意欲がないケースが多い」として統計に加えたところ、2002年度にはニートは85万人という集計を公表した。ただし日本のマスメディアは、女性ニートを「家事手伝い」と報道することが多く、「ニートとは男性だけを指すものだ」と誤認しているケースが多い。

日本では儒教的な思想にからみ、女性は男性に従属し従順であるべきとの考え方が近代まで根強く残っていた。女性が社会に出て働くと世間ずれして純粋さが失われるという価値観から、女性が仕事を持つことを忌避する風潮があった。このため、女性は学業を終えると「家事手伝い」と称して花嫁修業をし、その後はなるべく早く結婚するという定型が存在していた。花嫁修業として習い事をすることもあるが、一般庶民の場合は家の仕事(自営業や家事、介護)を手伝うのが普通だったので、家事手伝いが花嫁修業の同義語になったものと思われる。以上から、家事手伝いには

1、「世間ずれしていない純朴な女性」というニュアンスが付加される
2、さらには「親が裕福で、自分で働かなくとも生活できる育ちの良い良家の娘」という意味合いも持つようになった。
見合いの席で女性のプロフィールを紹介する時や、女性向けファッション誌等でフリーターやニートの女性読者モデルに対してイメージを良くする為に使用される事(寧ろ「家事手伝い」が勝ち組であるかのように煽ることもある)が多いのは2.の理由による
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2007/09/29 15:44 | 日記

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