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2018/11/14 21:58 |
リサイクル品目

回収した紙は、脱墨した後、再び紙の原料になる。トイレットペーパー、段ボール、板紙の原料となる場合が多い。最近は新聞や雑誌を含む紙製品の多くに「この商品は再生用紙を使用しました」という注釈が書かれている。

同じ紙であっても、品質が高いものから低いものにしか加工できない。牛乳パックはバージンパルプから作成されていて繊維の品質が高いものとして流通するが、回収された場合にはその多くがトイレットペーパーといったリサイクルが出来ないものに加工されている。

用途に特化した紙が作られるようになるにつれ、感熱紙を始めとしてリサイクル上の問題となる禁忌品が増えており問題視されている。また、シュレッダーで処理された紙は、繊維も切り刻まれているため再生紙にしにくい。


布(衣料品)
衣料品の場合は、再利用(古着として)されることが広く行われてきた。兄弟間での再利用や、ご近所、親戚、コミュニティなどでリサイクルされるパターンがある。また、バザーやフリーマーケットなどで販売するというパターンもある。

そのような手段がない場合、あるいは再利用に耐えられない品質の衣料品については、古布として回収される。回収された布は選別された後、ウエス(工業用の雑巾)やフェルト、自動車のクッション材などに利用される。選別後まだ衣料品として利用可能なものは古着として再利用される。古着として再利用される場合には、リサイクル団体が販売したり、輸出される。


食用油
石鹸、ディーゼルエンジン用燃料などに使用される。一部自治体ではリサイクルにより製造されたディーゼルエンジン用燃料によってコミュニティバスを運用している。


アルミ缶
アルミニウムは、地金を新造する際に「電気の缶詰」といわれるほど電気を消費するが、再生する場合には新造時の約3%のエネルギーしか電気を要しないためリサイクルの優等生と言われる。

しかし、実際には融解時に空気中の窒素と反応して窒化アルミニウムAlNとして一部が失われる。

2Al + N2 → 2AlN
この窒化物は融解時にるつぼの表面に浮かぶので捨てられるが、空気中の水分と徐々に反応してアンモニアを生じる。

AlN + 3H2O → Al(OH)3 + NH3
また、プルトップ部分は剛性を持たせるため、マグネシウムを加えた合金を使用している。そのため、リサイクル時にはそれを酸化して除かねばならず、無駄が生じる。

アルミニウムで造られるアルミ缶は広く流通されており、かつ収集も容易なことから広くリサイクルのルートが整備されており、平成16年度のアルミ缶リサイクル率は86.1%にまで達している(アルミ缶リサイクル協会調べ)。グラフの読み方の一つとして、リサイクル率の向上は消費者の意識向上の他にも、仕事に行き詰まったホームレスの空き缶集めが寄与しているとも言われており、不況になればなるほどリサイクル率も向上しているように見ることもできる。


インクカートリッジ
プリンター(複合機含む)用のインクカートリッジについても、写真(エプソンのもの)のようにカートリッジをリサイクルするための回収ボックスが設置されている。ただし、これらの多くはインク(トナー)の充填、再包装など軽易な工程であることが多く、単なる再利用(リユース)と見ることもできる。

リサイクルの流れ
沼津方式 : 家庭から出るゴミを、住民自治会の管理するごみ集積場に、予め分別させて収集することで、家庭よりの資源回収率向上と、回収後の分別コスト低減を目指した制度。住民の協力が不可欠である。
大阪方式 : 家電リサイクル法で、販売店が消費者から所定の代価を得てリサイクル業者に依頼する所を、同方式では消費者が直接リサイクル業者に持ち込む事で、運送代金を支払わなくても済む制度。消費者の「お得」意識に訴える事で、違法な使用済み家電の投棄を減らす効果が期待されている。
平塚方式・日立方式 : 資源ごみ回収に、民間企業を参入させる事で、資源の有効回収と処分コストの低減を目指した制度。
高知方式 : 資源種別ごとに個別の収集車を用意、集団走行でごみ集積場を回りながら、その場で分別収集する事で、回収後の分別コスト低減を目指した制度。
カーブサイド・コレクション : 家庭から出るごみを、資源種類毎に分別して各戸の前にあるごみ集積場に置く方法。日本の資源分別収集制度を取り入れた米国に多いが、収集車が各戸の前を通るまではごみが往来の脇に置きっ放しとなるやや前時代的な制度で、回収頻度が少なかったり住宅密度が高くなると、歩道が置かれたごみに占領される事態となる事も多い。
DSDシステム : ドイツで1991年に開始された包装材リサイクル制度。従来はほとんど未分別のまままとめて廃棄される事が多かった多種多様な包装材を、予め分別区分を設定して各メーカーに容器の区分表示を徹底させた上で、民間企業として独立採算による(DSP社)が資源として回収・再生・各種工業原料として販売する。これにより大幅なごみの減量に成功していると共に、独立採算とする事で処分コストの大胆な切捨てを可能としている。
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2007/09/27 13:50 | 日記

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