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2024/05/05 14:14 |
風邪は、うつすと治るという迷信
日本において古くから言われている民間伝承。

病原体が感染してから発病するまでを潜伏期間と呼び、風邪がうつっても1~3日ほど自覚症状は殆ど現れない。また高熱など全身症状が強いインフルエンザとは異なり、いわゆる風邪は発病しても数日で治ってしまう。従ってうつした者が快方に向かう頃に、うつされた者が発病することから、所謂「風邪はうつすと治る」という迷信が広まったと考えられる。

予後良好の風邪でも、肺気腫など慢性呼吸器疾患患者にうつした場合、或いは肝硬変や糖尿病、エイズなど免疫力の低下した者にうつした場合、現疾患或いは風邪症状が急に増悪することがあり、「かぜは万病のもと」ということもあり、充分な配慮が必要である。

民間療法
風邪に対する民間療法には様々なものがある。中には相矛盾するものもある。一般的には免疫活動を活発化させると良いと考えられているが、必ずしもそれに繋がらないものもある。

ネギ
縦に切り込みを入れ、軽く焼き、手ぬぐいなどにくるんで喉に巻く。
適当な長さに切って坐薬として使用する。
蜂蜜大根
さいの目に切ったダイコンを蜂蜜に一晩程度漬け、そのシロップを飲む。
キンカンの甘露煮
数個を湯に漬け、飲用する。
玉子酒
日本酒、卵、砂糖をかき混ぜ、湯煎にかけて卵が固まらない程度に温める。手軽にやるには燗をつけた酒に溶き卵を加えながらかき混ぜる。生姜の絞り汁を加えると体の保温効果が高まり、より有効である。海外でもワインやホットウィスキーに卵を加え、蜂蜜などを使った「エッグノック」という飲み物が風邪を引いた際に用いられている所がある。
ホットレモン
モモ缶
モモの果肉をシロップに漬けた缶詰を食べる。
風呂に入らない(日本)。
最新医療では風呂に入っても良いとされる。汗をかいた不快な状態のまま過ごすよりは良い。ただし、湯冷めには十分注意する。湯冷めを避けるため、シャワーはあまり勧められない。また、長時間の入浴は体力を消耗するため、避けるべきである。
体を冷やす。(西洋)
氷を浮かべた水風呂に入ると効果的とされる。実際は全身を冷やすことは体力の低下に繋がる。高温が続くようなら腋下、内股、頸動脈など動脈に近い部位を冷やすことが効果的。
とにかく体を温める(日本)。

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2007/08/20 13:12 |

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