異常性欲の窃視症を満たすための有料サービスとする見方も出来るが、他人(特に異性)が、自分が見て居ない所で何をしているのか?というのは普遍的な好奇心と云う事もできるため、必ずしも商業風俗の枠に収まらなくなってきている。
あるハンバーガーチェーンは、自社製品の宣伝として、ネットのぞき部屋の形態で(性的な行為は抜きで)、鶏の扮装をしたコメディアンの部屋を閲覧させ、視聴者の命令に従わせて話題をさらった。
しかし一部では児童虐待のような非合法なサービスを提供するのぞきサイトも報告されており、国際的な捜査が続けられている。
また風俗営業としての「のぞき部屋」とは女性の踊り子(衣服を着ている状態から全裸になる興行)を中心に周囲に設置された0.5畳くらいの個室部屋から客がのぞき穴もしくはマジックミラーごしで観閲する店舗である。観客は禁止はされていないが男性を想定とされたものであり、客は演技をする女性を見ながら、性的な刺激を自ら起こし、射精(自慰)などの行為をして、性的欲求をみたすことにある。客室内には三点椅子とティッシュボックスと筒状のゴミ箱がある。営業店舗は主に新宿歌舞伎町が多く、値段は入場料で2000円で約30分程度で総入れ替えとなる。
客層としては、風俗の中では比較的安価であることから、風俗客デビューとしての10代や経済的にゆとりのない中高年フリーターの利用が多い。
さらにオプションとして次のものがある。
踊り子から直接もしくは待機中の踊り子から性器のマッサージによる射精サービス:1000~2000円
踊り子の裸体(陰部も含む)を触る:2000円
女性の下着を持ち帰る(1名限定):2000円
以上は店舗によって差があるが一般的な相場は上記のようになる。
幾つものバリエーションが存在し、単純に一般生活を模した状況を覗かせ、着替えや入浴の行為を傍観者の立場から観察できるようにした物から、壁に孔の開いた部屋で、観察する側は個室の覗き孔から覗き見、観察される側はそれら小部屋の覗き孔の開いた部屋で着替えや性的な行為等をする物まで、様々である。
大抵は異性の日常行為や性的な仕草を覗かせる物であるが、男女の行為や、特殊な性癖に特化した物まで存在する。
ピープショー(Peep show)という見世物から発展したとする説が有力
観察側は受動的な視点になるが、観察側のリクエストを受け付け、観察される側が指定のポーズを取ったり、何等かの性的サービスを行う所もある。
近年ではこれらサービスをライブカメラやチャットを使って、インターネット上にて提供するのぞきサイト業者もあり、これらも様々な系統が派生している。
あるハンバーガーチェーンは、自社製品の宣伝として、ネットのぞき部屋の形態で(性的な行為は抜きで)、鶏の扮装をしたコメディアンの部屋を閲覧させ、視聴者の命令に従わせて話題をさらった。
しかし一部では児童虐待のような非合法なサービスを提供するのぞきサイトも報告されており、国際的な捜査が続けられている。
また風俗営業としての「のぞき部屋」とは女性の踊り子(衣服を着ている状態から全裸になる興行)を中心に周囲に設置された0.5畳くらいの個室部屋から客がのぞき穴もしくはマジックミラーごしで観閲する店舗である。観客は禁止はされていないが男性を想定とされたものであり、客は演技をする女性を見ながら、性的な刺激を自ら起こし、射精(自慰)などの行為をして、性的欲求をみたすことにある。客室内には三点椅子とティッシュボックスと筒状のゴミ箱がある。営業店舗は主に新宿歌舞伎町が多く、値段は入場料で2000円で約30分程度で総入れ替えとなる。
客層としては、風俗の中では比較的安価であることから、風俗客デビューとしての10代や経済的にゆとりのない中高年フリーターの利用が多い。
さらにオプションとして次のものがある。
踊り子から直接もしくは待機中の踊り子から性器のマッサージによる射精サービス:1000~2000円
踊り子の裸体(陰部も含む)を触る:2000円
女性の下着を持ち帰る(1名限定):2000円
以上は店舗によって差があるが一般的な相場は上記のようになる。
幾つものバリエーションが存在し、単純に一般生活を模した状況を覗かせ、着替えや入浴の行為を傍観者の立場から観察できるようにした物から、壁に孔の開いた部屋で、観察する側は個室の覗き孔から覗き見、観察される側はそれら小部屋の覗き孔の開いた部屋で着替えや性的な行為等をする物まで、様々である。
大抵は異性の日常行為や性的な仕草を覗かせる物であるが、男女の行為や、特殊な性癖に特化した物まで存在する。
ピープショー(Peep show)という見世物から発展したとする説が有力
観察側は受動的な視点になるが、観察側のリクエストを受け付け、観察される側が指定のポーズを取ったり、何等かの性的サービスを行う所もある。
近年ではこれらサービスをライブカメラやチャットを使って、インターネット上にて提供するのぞきサイト業者もあり、これらも様々な系統が派生している。
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古田は野村克也らと並ぶ日本球界で有数の名捕手である。プロ入り前後に最大の欠点とされた眼鏡着用にも関わらず、強肩、堅守がプロ入りの同時期に監督に就任した野村克也監督の意向に沿い、その指導もあって、セ・リーグのみならず日本を代表する捕手となった。その頭脳的なリードから「ID野球の体現者」と呼ばれ、対戦相手の打者は投手だけでなく古田の配球との戦いにも直面することになった(打者は、投手ではなく古田との対戦とまで言われた)。
こうした緻密な計算を元にしたリードをする一方で、勝負球を一球目から投げさせたりインサイドに数多くの球を放らせたりと意外なリードをする事も特徴にあげられる(インサイドに投げさせることが原因かどうかはわからないが、死球の数は歴代四位とかなり多い)。また、ボールくさい際どい球をストライクに見せるキャッチングも、打者にとって悩みの種となった。
さらに、強肩と捕球から送球までの早い動作により盗塁阻止率リーグ1位が9回、1993年と2000年には阻止率6割以上という驚異的な数字を残している。ちなみにこの捕球から送球までの動作は、古田の新人時代に、自身名捕手であった野村監督が一見するや歩み寄ってきて「お前、もういっぺんやってみい」と言った後、動作を確認し、「ほお、お前、そうやるんか。なるほどな。勉強になったわ」と言わしめたほど洗練されたものである。
また、守りのみならず、打撃にも優れ、2004年までに通算8回の打率3割は、日本の捕手史上最多である。野村曰く、このような打撃における成長の原因は「捕手としての自分のアドバイスを打撃に利用している」からだとか。
2000本安打達成時、GET SPORTSにて「打者古田敦也」が特集された。新人の頃落合博満の打撃を捕手側からみて、落合の打撃を参考にし、自分の打撃に取り入れたことを明かしている。また独自の打撃理論を持ち「2ストライク」になると三振があるため打率がグッと下がることから(事実多くの野球選手は2ストライク時の打率は下がる)、初球の重要性を挙げている。初球を打つことを投手に印象付けることで、自然とボールから入ることが多くなり、ボールを先行させることで打ちやすい球が自然と呼び込めるようになるというもの。この理論からか古田は2000本安打達成者の中では四球が極端に少ないため、大卒、社会人を経た選手で史上初の2000本安打を達成できたと分析されている。
現役の捕手登録されている選手では唯一の打撃三部門のタイトルホルダー(1991年首位打者)である。(ただし、入団時捕手だった選手では和田一浩、2年目捕手登録された小笠原道大がいる)
正捕手・中軸バッターとして攻守にわたってチームの要として活躍し、5度のリーグ優勝(日本一は4回)に貢献している。
また、2度のノーヒットノーランを導いている。1995年9月9日の対巨人22回戦(東京ドーム)でテリー・ブロス、1997年9月2日の対横浜23回戦(横浜スタジアム)で石井一久をリードして、快挙達成をアシストした。日本プロ野球史上、ノーヒットノーランに複数回立ち会った捕手は通算21人いるが、2006年現在の現役捕手では矢野輝弘(阪神)、谷繁元信(中日)と合わせ計3人である。
古田の労働組合・日本プロ野球選手会会長としての活動は有名だが、この間(1998年 - 2005年)選手の権利の強化に努め、特に2004年の球界再編においては渡邉恒雄に「たかが選手が」と言われながらも、プロ野球ストライキを決行し、近鉄の消滅は阻止できなかったものの2リーグ制維持のための新規球団である東北楽天ゴールデンイーグルス参入への道筋をつけた。この時期の古田には、ヤクルトファンのみならず対戦相手チームのファンからも惜しみない声援が送られていたことは特筆すべきであろう。また、古田の功績としてアマチュア球界との関係改善があり、プロ経験者による母校訪問・アマ球界での指導者への就任・球児向けのシンポジウムの開催が可能になった。
このように奔走した後の翌2005年には小野公誠や米野智人に捕手としての出場機会を譲ることが多くなった。そして、この年に勇退した若松勉監督の後任に、かつての恩師である野村克也(当時・南海、現・楽天監督)以来29年ぶりに選手兼任監督として2006年シーズンからヤクルトの指揮を執ることで同年10月18日、球団と合意した(監督としては2年契約)。それと同時に労働組合・日本プロ野球選手会の会長は退任し、後任を同僚の宮本慎也が務めることになった。こうして臨んだ2006年シーズンでは、監督としては強打者のリグスを2番で起用するなどの大胆な采配でリーグ随一の強力打線を作り上げたが、反面投手陣に故障者が多く、特にリリーフ陣を固定しきれなかった。チーム最多セーブは高津臣吾の13セーブだが、これは12球団で最も少ない数字である。最終順位は3位とAクラスは確保したが優勝した中日には18ゲーム差と大きく水をあけられた。また、注目された交流戦での東北楽天ゴールデンイーグルス・野村監督との「師弟対決」では5勝1敗と大きく勝ち越すことに成功した。選手としては右肩の故障により出場機会は限られたものになり、ほとんどが代打での出場だった。結局終わってみれば自己最低と言っていい成績に終わり、契約更改では当時のプロ野球史上最大減俸となる1億8000万円ダウンの年俸6000万円(これは選手としての評価であり、監督としての契約交渉は別)で契約を更改、捕手が育っていないチーム事情もあって2007年も兼任監督を続ける事が決まった。球団側は2008年度以降の選手契約を結ばない旨を通達し、9月18日、自らの意思で同年限りで、選手としては現役引退、監督としてはチームを退団することを決断した。選手としてヤクルトスワローズに入団して以来「ヤクルトの顔」であっただけに、ファンからは非常に惜しまれている。9月19日、中日戦の前に東京・明治記念館で記者会見を行い、チームの成績不振の責任を取って2年契約の切れる今季限りで監督を退任するとともに現役も引退し、18年間所属したヤクルトのユニフォームを脱ぐことを正式に発表した。
こうした緻密な計算を元にしたリードをする一方で、勝負球を一球目から投げさせたりインサイドに数多くの球を放らせたりと意外なリードをする事も特徴にあげられる(インサイドに投げさせることが原因かどうかはわからないが、死球の数は歴代四位とかなり多い)。また、ボールくさい際どい球をストライクに見せるキャッチングも、打者にとって悩みの種となった。
さらに、強肩と捕球から送球までの早い動作により盗塁阻止率リーグ1位が9回、1993年と2000年には阻止率6割以上という驚異的な数字を残している。ちなみにこの捕球から送球までの動作は、古田の新人時代に、自身名捕手であった野村監督が一見するや歩み寄ってきて「お前、もういっぺんやってみい」と言った後、動作を確認し、「ほお、お前、そうやるんか。なるほどな。勉強になったわ」と言わしめたほど洗練されたものである。
また、守りのみならず、打撃にも優れ、2004年までに通算8回の打率3割は、日本の捕手史上最多である。野村曰く、このような打撃における成長の原因は「捕手としての自分のアドバイスを打撃に利用している」からだとか。
2000本安打達成時、GET SPORTSにて「打者古田敦也」が特集された。新人の頃落合博満の打撃を捕手側からみて、落合の打撃を参考にし、自分の打撃に取り入れたことを明かしている。また独自の打撃理論を持ち「2ストライク」になると三振があるため打率がグッと下がることから(事実多くの野球選手は2ストライク時の打率は下がる)、初球の重要性を挙げている。初球を打つことを投手に印象付けることで、自然とボールから入ることが多くなり、ボールを先行させることで打ちやすい球が自然と呼び込めるようになるというもの。この理論からか古田は2000本安打達成者の中では四球が極端に少ないため、大卒、社会人を経た選手で史上初の2000本安打を達成できたと分析されている。
現役の捕手登録されている選手では唯一の打撃三部門のタイトルホルダー(1991年首位打者)である。(ただし、入団時捕手だった選手では和田一浩、2年目捕手登録された小笠原道大がいる)
正捕手・中軸バッターとして攻守にわたってチームの要として活躍し、5度のリーグ優勝(日本一は4回)に貢献している。
また、2度のノーヒットノーランを導いている。1995年9月9日の対巨人22回戦(東京ドーム)でテリー・ブロス、1997年9月2日の対横浜23回戦(横浜スタジアム)で石井一久をリードして、快挙達成をアシストした。日本プロ野球史上、ノーヒットノーランに複数回立ち会った捕手は通算21人いるが、2006年現在の現役捕手では矢野輝弘(阪神)、谷繁元信(中日)と合わせ計3人である。
古田の労働組合・日本プロ野球選手会会長としての活動は有名だが、この間(1998年 - 2005年)選手の権利の強化に努め、特に2004年の球界再編においては渡邉恒雄に「たかが選手が」と言われながらも、プロ野球ストライキを決行し、近鉄の消滅は阻止できなかったものの2リーグ制維持のための新規球団である東北楽天ゴールデンイーグルス参入への道筋をつけた。この時期の古田には、ヤクルトファンのみならず対戦相手チームのファンからも惜しみない声援が送られていたことは特筆すべきであろう。また、古田の功績としてアマチュア球界との関係改善があり、プロ経験者による母校訪問・アマ球界での指導者への就任・球児向けのシンポジウムの開催が可能になった。
このように奔走した後の翌2005年には小野公誠や米野智人に捕手としての出場機会を譲ることが多くなった。そして、この年に勇退した若松勉監督の後任に、かつての恩師である野村克也(当時・南海、現・楽天監督)以来29年ぶりに選手兼任監督として2006年シーズンからヤクルトの指揮を執ることで同年10月18日、球団と合意した(監督としては2年契約)。それと同時に労働組合・日本プロ野球選手会の会長は退任し、後任を同僚の宮本慎也が務めることになった。こうして臨んだ2006年シーズンでは、監督としては強打者のリグスを2番で起用するなどの大胆な采配でリーグ随一の強力打線を作り上げたが、反面投手陣に故障者が多く、特にリリーフ陣を固定しきれなかった。チーム最多セーブは高津臣吾の13セーブだが、これは12球団で最も少ない数字である。最終順位は3位とAクラスは確保したが優勝した中日には18ゲーム差と大きく水をあけられた。また、注目された交流戦での東北楽天ゴールデンイーグルス・野村監督との「師弟対決」では5勝1敗と大きく勝ち越すことに成功した。選手としては右肩の故障により出場機会は限られたものになり、ほとんどが代打での出場だった。結局終わってみれば自己最低と言っていい成績に終わり、契約更改では当時のプロ野球史上最大減俸となる1億8000万円ダウンの年俸6000万円(これは選手としての評価であり、監督としての契約交渉は別)で契約を更改、捕手が育っていないチーム事情もあって2007年も兼任監督を続ける事が決まった。球団側は2008年度以降の選手契約を結ばない旨を通達し、9月18日、自らの意思で同年限りで、選手としては現役引退、監督としてはチームを退団することを決断した。選手としてヤクルトスワローズに入団して以来「ヤクルトの顔」であっただけに、ファンからは非常に惜しまれている。9月19日、中日戦の前に東京・明治記念館で記者会見を行い、チームの成績不振の責任を取って2年契約の切れる今季限りで監督を退任するとともに現役も引退し、18年間所属したヤクルトのユニフォームを脱ぐことを正式に発表した。
電車男のヒット以来、2ちゃんねるやネット上で「○○男」と称するものが多く見られる。
電車男(中野独人、2004年)
2ちゃんねるの独身板で話題になったスレが書籍化されてベストセラーとなった。映画化、テレビドラマ化(2005年)もされ、ヒット作品となった(詳しくは電車男の項を参照)。
蛙男(フロッグマン)
島根県在住のFLASHアニメクリエイター。株式会社蛙男商会(2006年2月14日設立)の会長。2004年ごろからFLASH作品をWEB上で発表し、2005年には処女作品「菅井君と家族石」のDVDをリリース。2006年4月~同年6月まで、テレビ朝日、ABCテレビでFLASHアニメシリーズ「THE FROGMAN SHOW」(30分×11話)を放映。「THE FROGMAN SHOW」は、古墳の生徒が通う都立古墳高校で繰り広げられる学園ドラマ「古墳ギャルのコフィー」と、世界征服をもくろむが心優しい総統や部下の吉田くんたちの物語「秘密結社鷹の爪」の2本立て。「THE FROGMAN SHOW」は2006年秋、ユニバーサル・ピクチャーズよりDVDがリリースされる予定。
痴漢男(板野住人)
これも「2ちゃんねる」から生まれた本、というか二番煎じ的な書。「ニュース速報(VIP)板」発。双葉社刊。著者は板野住人(いたのすみと―板の住人)なる人物。書籍化され、さらには映画化もされている。
単車男(関口太郎)
MotoGP・GP250クラスに参戦するも、2005年開幕直前に大口スポンサーから夜逃げされ資金面で苦労していた、関口太郎選手が東京中日スポーツに単車男として報道された事から由来する。
ちなみに、「バイク板」では「Team2ch」としてスポンサー活動中。2005年は約280万円の資金を関口選手に提供し、Flashや楽曲をつくって宣伝活動を行った。応援ソング「フルスロットル」は萬Z(量産型)の手によりリアレンジされ、応援CD「フルスロットル~ TO THE TOP ~」として2006年3月に発売された。
2006年も、チームへの持参金が不足している為スポンサー募集が行われている。前述の応援CDの売り上げの一部もスポンサー料となる。
選挙男(谷智彦)
インターネット上のブログから2005年東京都議会選挙に出馬した。ネットによる選挙運動のための公職選挙法改正や人権擁護法案反対を訴えるも泡沫候補に終わった。
余談だが、2005年9月11日に行われた第44回衆議院議員総選挙の開票速報番組(フジテレビ)で、「電車男」をヒントに候補者にインタビューするコーナー名、およびそこに登場する架空の人物の名も「選挙男」であった。
朝刊男
新聞を配りながら学校へ通う新聞奨学生(通称:「朝刊男」)は、ある日朝刊配達中に、ひょんな事から一人の女性(通称:「チョコ」)を【助けた事】になってしまう。その後想像だにしなかった展開が次々と朝刊男に巻き起こり、当初2ちゃんねるで自慢気に報告をしていた朝刊男だったが、ついにスレ住人達に本格的にアドバイスを求めていく。さらに、アニメ『魔法先生ネギま!』のキャラクター勢約30人以上までもが応援に加わり、スレッドは怒涛の勢いで加熱していった。
ちなみに、電車男・痴漢男に続く書籍化候補といわれている。
ヤンマーニ男
2ちゃんねるの『MADLAX』(アニメ)のスレッド発祥。ある会社の2004年忘年会後の若手社員の二次会で、該当者(通称:「ヤンマーニ男」、「有る下僕」等)が酔った勢いで『MADLAX』の挿入歌であるFictionJunction YUUKAの『nowhere』をカラオケで歌った時、同じ職場の別の課の先輩の女性(通称「せんぱい」)が当作品の主人公「マドラックス」が使った特徴的なポーズ(通称:オサレポーズ)をとったという話がスレッドに書き込まれる。ヤンマーニ男は、該当スレでその先輩へのデートに誘う事をひそかに相談したり、「せんぱい」からコミケへの手伝いなどをやったなどを報告するが、年末にそのスレが先輩にばれて呼び出しを食らった事により本格的に交際を始める事となり、後に結婚し、双子の姉妹が産まれた。(なお、ヤンマーニ男の「ヤンマーニ」とは、『nowhere』の曲中に聞こえる謎のフレーズ(空耳)から。)
なお、夫婦共々該当スレをROMっており、たまに書き込むこともある(せんぱい&ヤンマーニ男の共有トリップ◆aVcJJROPws)が、せんぱい自身は2006年にブログを開設し、近況や出会いの裏話などを報告している。
プール男
PINKちゃんねる内のスレに登場。中学時代、男女合同のプールの授業を理性では如何ともし難い理由でサボってしまうことを美人の保健教師に問い詰められ・・・という内容から始まる。昔の話なのに細かい描写が絵に書いたように正確なことや、やたら都合のいい三流官能小説のような展開ぶりから、暗黙の了解でネタ扱いされているが、多くのスレ住人から愛されている。
洗濯機男
正式には〔洗濯機御大〕。在日朝鮮/韓国人には手厳しい事で知られる2ちゃんねる東アジアニュース+板において、唯一、ほとんどの住人から愛される在日韓国人。名前の由来は、韓国製洗濯機のモーターは日本製というレスに反応、分解。組み立てられず、賠償を求め、メアドを出したことからこの名がついた。なお、何度か板住人によるストーカー行為を受けたようである。それほど愛される稀有な人物であったが、残念ながら2006年3月に祖国へ帰国した。
電車男(中野独人、2004年)
2ちゃんねるの独身板で話題になったスレが書籍化されてベストセラーとなった。映画化、テレビドラマ化(2005年)もされ、ヒット作品となった(詳しくは電車男の項を参照)。
蛙男(フロッグマン)
島根県在住のFLASHアニメクリエイター。株式会社蛙男商会(2006年2月14日設立)の会長。2004年ごろからFLASH作品をWEB上で発表し、2005年には処女作品「菅井君と家族石」のDVDをリリース。2006年4月~同年6月まで、テレビ朝日、ABCテレビでFLASHアニメシリーズ「THE FROGMAN SHOW」(30分×11話)を放映。「THE FROGMAN SHOW」は、古墳の生徒が通う都立古墳高校で繰り広げられる学園ドラマ「古墳ギャルのコフィー」と、世界征服をもくろむが心優しい総統や部下の吉田くんたちの物語「秘密結社鷹の爪」の2本立て。「THE FROGMAN SHOW」は2006年秋、ユニバーサル・ピクチャーズよりDVDがリリースされる予定。
痴漢男(板野住人)
これも「2ちゃんねる」から生まれた本、というか二番煎じ的な書。「ニュース速報(VIP)板」発。双葉社刊。著者は板野住人(いたのすみと―板の住人)なる人物。書籍化され、さらには映画化もされている。
単車男(関口太郎)
MotoGP・GP250クラスに参戦するも、2005年開幕直前に大口スポンサーから夜逃げされ資金面で苦労していた、関口太郎選手が東京中日スポーツに単車男として報道された事から由来する。
ちなみに、「バイク板」では「Team2ch」としてスポンサー活動中。2005年は約280万円の資金を関口選手に提供し、Flashや楽曲をつくって宣伝活動を行った。応援ソング「フルスロットル」は萬Z(量産型)の手によりリアレンジされ、応援CD「フルスロットル~ TO THE TOP ~」として2006年3月に発売された。
2006年も、チームへの持参金が不足している為スポンサー募集が行われている。前述の応援CDの売り上げの一部もスポンサー料となる。
選挙男(谷智彦)
インターネット上のブログから2005年東京都議会選挙に出馬した。ネットによる選挙運動のための公職選挙法改正や人権擁護法案反対を訴えるも泡沫候補に終わった。
余談だが、2005年9月11日に行われた第44回衆議院議員総選挙の開票速報番組(フジテレビ)で、「電車男」をヒントに候補者にインタビューするコーナー名、およびそこに登場する架空の人物の名も「選挙男」であった。
朝刊男
新聞を配りながら学校へ通う新聞奨学生(通称:「朝刊男」)は、ある日朝刊配達中に、ひょんな事から一人の女性(通称:「チョコ」)を【助けた事】になってしまう。その後想像だにしなかった展開が次々と朝刊男に巻き起こり、当初2ちゃんねるで自慢気に報告をしていた朝刊男だったが、ついにスレ住人達に本格的にアドバイスを求めていく。さらに、アニメ『魔法先生ネギま!』のキャラクター勢約30人以上までもが応援に加わり、スレッドは怒涛の勢いで加熱していった。
ちなみに、電車男・痴漢男に続く書籍化候補といわれている。
ヤンマーニ男
2ちゃんねるの『MADLAX』(アニメ)のスレッド発祥。ある会社の2004年忘年会後の若手社員の二次会で、該当者(通称:「ヤンマーニ男」、「有る下僕」等)が酔った勢いで『MADLAX』の挿入歌であるFictionJunction YUUKAの『nowhere』をカラオケで歌った時、同じ職場の別の課の先輩の女性(通称「せんぱい」)が当作品の主人公「マドラックス」が使った特徴的なポーズ(通称:オサレポーズ)をとったという話がスレッドに書き込まれる。ヤンマーニ男は、該当スレでその先輩へのデートに誘う事をひそかに相談したり、「せんぱい」からコミケへの手伝いなどをやったなどを報告するが、年末にそのスレが先輩にばれて呼び出しを食らった事により本格的に交際を始める事となり、後に結婚し、双子の姉妹が産まれた。(なお、ヤンマーニ男の「ヤンマーニ」とは、『nowhere』の曲中に聞こえる謎のフレーズ(空耳)から。)
なお、夫婦共々該当スレをROMっており、たまに書き込むこともある(せんぱい&ヤンマーニ男の共有トリップ◆aVcJJROPws)が、せんぱい自身は2006年にブログを開設し、近況や出会いの裏話などを報告している。
プール男
PINKちゃんねる内のスレに登場。中学時代、男女合同のプールの授業を理性では如何ともし難い理由でサボってしまうことを美人の保健教師に問い詰められ・・・という内容から始まる。昔の話なのに細かい描写が絵に書いたように正確なことや、やたら都合のいい三流官能小説のような展開ぶりから、暗黙の了解でネタ扱いされているが、多くのスレ住人から愛されている。
洗濯機男
正式には〔洗濯機御大〕。在日朝鮮/韓国人には手厳しい事で知られる2ちゃんねる東アジアニュース+板において、唯一、ほとんどの住人から愛される在日韓国人。名前の由来は、韓国製洗濯機のモーターは日本製というレスに反応、分解。組み立てられず、賠償を求め、メアドを出したことからこの名がついた。なお、何度か板住人によるストーカー行為を受けたようである。それほど愛される稀有な人物であったが、残念ながら2006年3月に祖国へ帰国した。
書籍・映画などで有名になった電車男と同様、インターネット掲示板サイト2ちゃんねるへの書き込みを基にしたラブストーリーである。「電車男を超えた、2ちゃんねる発のラブストーリー」として双葉社から書籍化され、2005年11月には映画にもなった。
名称は電車男と同様、投稿した人物のハンドルに由来する。書籍の著者は板野住人(いたのすみと)という架空の名前。要は板の住人ということである。
電車男ブームにあやかった二番煎じ作品といえるが、大ヒットになった「電車男」と比べると、社会的知名度は圧倒的に低い。「電車男」が成功したからか、最近のメディア傾向として、インターネット、特に2chのネタを持ってくることが非常に多く、一体何を考えているのかと製作者サイドの方針を疑わざるを得ない。
『痴漢男』書籍版・映画版では、『電車男』と同じ様に「実際にあった実話」として扱われているが、まとめサイトには、書籍版に載っていない部分もまとめた「ログまとめ」があり、そこにある書籍版に載っていないエピローグには、痴漢男本人がこれは作り話であると間接的に告白してしまっている書き込みが載っている。
ストーリーの概要
ある人物の2004年11月5日の投稿からすべてが始まった。アニメと爬虫類にしか興味のない20歳の大学生が、ある日女性に痴漢に間違われた。後日誤解が解け、その男(痴漢男)は女性(後に勘違い又はカンチと命名)のストーカー被害の相談に乗っているうちに、彼女にほのかな恋心を抱くようになる。話が進むにつれ、「カンチ」の友人、「関西」、「ロリ」も登場し、ここに女の子3人との不器用な恋物語が始まる。
映画
『痴漢男』書籍版を底本として、映画化された。2005年11月19日より上映。配給はトルネード・フィルム。主題歌は上村梨恵子の『大切な人』。映画『電車男』と違い、映画内に『2ちゃんねる』の名がはっきり出てくる。「電車男を超えた」と銘打っている。上映館である『渋谷シネ・ラ・セット』にて劇場前売り券の販売枚数新記録を樹立、舞台挨拶の整理券を特別に前日配布としたこともあり、キャストのファンが全国からつめかけて前々日夜から映画館に観客が並ぶという、最近の邦画では異例の事態が起こった。監督の寺内幸太郎はこの作品の好評をきっかけにテレビドラマに進出。とはいえ、上映館も少なく(前述の通り、関東地区の上映館は渋谷シネ・ラ・セットのみ)、CMや予告編などの宣伝も行われず、なにより大手映画会社(東宝・東映・松竹など)以外の映画会社が製作・配給をした以上、かなりのマイナー映画であることは否めない。なお、一時期「東宝製作」というデマがネット上で流れたことがある。
また、主役を演じている柳浩太郎の台詞が、滑舌が悪く聞き取りにくいという評価があるが、これは2003年に柳浩太郎本人が交通事故に遭い、その後遺症が残っているためと思われる。
キャスト
田中金太【痴漢男】(柳浩太郎)
天野結花【カンチ】(長谷部優)
宮崎陽子【関西】(長澤奈央)
岩下美帆【ロリ】(磯山さやか)
この他に声のみの出演であるネットの住人たちが登場する。ネットでの会話は全てアスキーアートに動きと声を与えた形になっている。

名称は電車男と同様、投稿した人物のハンドルに由来する。書籍の著者は板野住人(いたのすみと)という架空の名前。要は板の住人ということである。
電車男ブームにあやかった二番煎じ作品といえるが、大ヒットになった「電車男」と比べると、社会的知名度は圧倒的に低い。「電車男」が成功したからか、最近のメディア傾向として、インターネット、特に2chのネタを持ってくることが非常に多く、一体何を考えているのかと製作者サイドの方針を疑わざるを得ない。
『痴漢男』書籍版・映画版では、『電車男』と同じ様に「実際にあった実話」として扱われているが、まとめサイトには、書籍版に載っていない部分もまとめた「ログまとめ」があり、そこにある書籍版に載っていないエピローグには、痴漢男本人がこれは作り話であると間接的に告白してしまっている書き込みが載っている。
ストーリーの概要
ある人物の2004年11月5日の投稿からすべてが始まった。アニメと爬虫類にしか興味のない20歳の大学生が、ある日女性に痴漢に間違われた。後日誤解が解け、その男(痴漢男)は女性(後に勘違い又はカンチと命名)のストーカー被害の相談に乗っているうちに、彼女にほのかな恋心を抱くようになる。話が進むにつれ、「カンチ」の友人、「関西」、「ロリ」も登場し、ここに女の子3人との不器用な恋物語が始まる。
映画
『痴漢男』書籍版を底本として、映画化された。2005年11月19日より上映。配給はトルネード・フィルム。主題歌は上村梨恵子の『大切な人』。映画『電車男』と違い、映画内に『2ちゃんねる』の名がはっきり出てくる。「電車男を超えた」と銘打っている。上映館である『渋谷シネ・ラ・セット』にて劇場前売り券の販売枚数新記録を樹立、舞台挨拶の整理券を特別に前日配布としたこともあり、キャストのファンが全国からつめかけて前々日夜から映画館に観客が並ぶという、最近の邦画では異例の事態が起こった。監督の寺内幸太郎はこの作品の好評をきっかけにテレビドラマに進出。とはいえ、上映館も少なく(前述の通り、関東地区の上映館は渋谷シネ・ラ・セットのみ)、CMや予告編などの宣伝も行われず、なにより大手映画会社(東宝・東映・松竹など)以外の映画会社が製作・配給をした以上、かなりのマイナー映画であることは否めない。なお、一時期「東宝製作」というデマがネット上で流れたことがある。
また、主役を演じている柳浩太郎の台詞が、滑舌が悪く聞き取りにくいという評価があるが、これは2003年に柳浩太郎本人が交通事故に遭い、その後遺症が残っているためと思われる。
キャスト
田中金太【痴漢男】(柳浩太郎)
天野結花【カンチ】(長谷部優)
宮崎陽子【関西】(長澤奈央)
岩下美帆【ロリ】(磯山さやか)
この他に声のみの出演であるネットの住人たちが登場する。ネットでの会話は全てアスキーアートに動きと声を与えた形になっている。

オタクファッションの例
典型的なオタクファッションとしてAカジ(ヒップホップの「Bカジ」や「B系」の捩り)ないしキバカジ(秋葉原風のカジュアルの意・秋葉系とも)といわれる服装がある。Nerdファッションとも呼ばれる。一昔前のグランジ・ファッションと重なる点が多い。
ボトムには、ケミカルウォッシュのデニムパンツ
トップスはアニメのキャラクターが大きく描かれたTシャツや、チェック柄のウールシャツなどで、その裾をボトムに入れる
髪はボサボサと伸ばしっぱなし、あるいは寝癖がついたままでバンダナ(鉢当てのように折りたたんだ状態)を巻いているか、後ろで一つにまとめている
レンズの大きい銀縁メガネ
荷物はアニメやゲームのキャラクターフィギュアが沢山付いた大きなデイバッグやリュックサックで、それでも足りず手提げ紙袋を下げている
荷物にはポスターを筒状にして差している
以上が、おおよそのイメージである。また体型も緩く締まりの無い感じで極端に太っているか、あるいは痩せぎすで長身、運動不足で色白といったステレオタイプが存在する。あるいは、話題面で自分の関心のある分野でしか話をしない・できないといった面や、その趣味嗜好に生活費までもを費やしている結果、「変に低いエンゲル係数」と呼ばれるような、非自炊の貧食・偏食(→ジャンクフードなど)傾向が取り沙汰されている。
また、若年~青少年層オタクにしばしば見られる所ではあるが、「ママの買ってきた服」(ママカジ)に代表される統一性が無く、主に値段の安さによってのみ選択されたような服装も秋葉系の範疇であり、この中にはユニクロで安価に販売されている商品群によって統一された服装を、特に疑問も抱かずに着ている場合も「オタクっぽいファッション」だとされやすい。この類型には「伸びたTシャツ」や「食べこぼしの染みが残る服」などが挙げられる。他にも趣味に没頭する余り疎かになりがちな洗顔や髭剃り・入浴といった事情により、不潔感漂う風貌や体臭も問題視される。
脱オタクファッション
脱オタクの最初の段階では、大抵の場合は余りコストや時間がかかるような方向にではなく、専ら「オタク臭くない」というものがコンセプトとなっている傾向が見られる。
例えば、最も単純なスタイルの変更として、清潔感の演出が挙げられる。シャツはクリーニングから返ってきたばかりの下ろしたてのものを着る、髪は近所の床屋ではなく美容院でカットし、整髪料でセットをする、顔や身体は清潔を心がけ、入浴・洗顔をして皮脂などが浮いていないようにすると言った具合である。次の段階としては、ファッション誌などを参考に、着衣やアクセサリをチョイスしていくことが薦められていることが多い。この場合、漫画やアニメ・ゲーム上のキャラクターを参考にしたスタイルは絶対に避けるべきと言えよう。
ただし、これらは形だけのことであり、行動様式や考え方などの変容もしばしば課題となる。清潔感の演出の延長で、一般的に不快とみなされる癖(自身の頭を掻いたり顔を触るなど)を直したり、表現に注意を払ったり、誠実さ・謙虚さを心掛けるなどの必要も挙げられる。
脱オタクとコンプレックス産業
近年ではコンプレックス産業としての「脱オタク・サービス業者」の存在も見られる。「オタク=色白」というステレオタイプもあるため、日焼けサロンも一種の脱オタク産業といえるかもしれない。通信販売でも、やはり「オタク臭くないスタイル」を手に入れるための物品を扱う業者も少なくない。
これらでは、特にコーディネート(統一されたファッションスタイルの構築)に不慣れなオタクにも対応しており、コーディネート指南として統一されたスタイルを提供したり、あるいは客観的に改善点を指摘し、これを修正する方向性も見られる。ただしオタクファッションの多くが、当人の自覚のなさにも起因するため、まず様々な類型を挙げ、それに合致する部分の改善方法を提示する物も多いようだ。
典型的なオタクファッションとしてAカジ(ヒップホップの「Bカジ」や「B系」の捩り)ないしキバカジ(秋葉原風のカジュアルの意・秋葉系とも)といわれる服装がある。Nerdファッションとも呼ばれる。一昔前のグランジ・ファッションと重なる点が多い。
ボトムには、ケミカルウォッシュのデニムパンツ
トップスはアニメのキャラクターが大きく描かれたTシャツや、チェック柄のウールシャツなどで、その裾をボトムに入れる
髪はボサボサと伸ばしっぱなし、あるいは寝癖がついたままでバンダナ(鉢当てのように折りたたんだ状態)を巻いているか、後ろで一つにまとめている
レンズの大きい銀縁メガネ
荷物はアニメやゲームのキャラクターフィギュアが沢山付いた大きなデイバッグやリュックサックで、それでも足りず手提げ紙袋を下げている
荷物にはポスターを筒状にして差している
以上が、おおよそのイメージである。また体型も緩く締まりの無い感じで極端に太っているか、あるいは痩せぎすで長身、運動不足で色白といったステレオタイプが存在する。あるいは、話題面で自分の関心のある分野でしか話をしない・できないといった面や、その趣味嗜好に生活費までもを費やしている結果、「変に低いエンゲル係数」と呼ばれるような、非自炊の貧食・偏食(→ジャンクフードなど)傾向が取り沙汰されている。
また、若年~青少年層オタクにしばしば見られる所ではあるが、「ママの買ってきた服」(ママカジ)に代表される統一性が無く、主に値段の安さによってのみ選択されたような服装も秋葉系の範疇であり、この中にはユニクロで安価に販売されている商品群によって統一された服装を、特に疑問も抱かずに着ている場合も「オタクっぽいファッション」だとされやすい。この類型には「伸びたTシャツ」や「食べこぼしの染みが残る服」などが挙げられる。他にも趣味に没頭する余り疎かになりがちな洗顔や髭剃り・入浴といった事情により、不潔感漂う風貌や体臭も問題視される。
脱オタクファッション
脱オタクの最初の段階では、大抵の場合は余りコストや時間がかかるような方向にではなく、専ら「オタク臭くない」というものがコンセプトとなっている傾向が見られる。
例えば、最も単純なスタイルの変更として、清潔感の演出が挙げられる。シャツはクリーニングから返ってきたばかりの下ろしたてのものを着る、髪は近所の床屋ではなく美容院でカットし、整髪料でセットをする、顔や身体は清潔を心がけ、入浴・洗顔をして皮脂などが浮いていないようにすると言った具合である。次の段階としては、ファッション誌などを参考に、着衣やアクセサリをチョイスしていくことが薦められていることが多い。この場合、漫画やアニメ・ゲーム上のキャラクターを参考にしたスタイルは絶対に避けるべきと言えよう。
ただし、これらは形だけのことであり、行動様式や考え方などの変容もしばしば課題となる。清潔感の演出の延長で、一般的に不快とみなされる癖(自身の頭を掻いたり顔を触るなど)を直したり、表現に注意を払ったり、誠実さ・謙虚さを心掛けるなどの必要も挙げられる。
脱オタクとコンプレックス産業
近年ではコンプレックス産業としての「脱オタク・サービス業者」の存在も見られる。「オタク=色白」というステレオタイプもあるため、日焼けサロンも一種の脱オタク産業といえるかもしれない。通信販売でも、やはり「オタク臭くないスタイル」を手に入れるための物品を扱う業者も少なくない。
これらでは、特にコーディネート(統一されたファッションスタイルの構築)に不慣れなオタクにも対応しており、コーディネート指南として統一されたスタイルを提供したり、あるいは客観的に改善点を指摘し、これを修正する方向性も見られる。ただしオタクファッションの多くが、当人の自覚のなさにも起因するため、まず様々な類型を挙げ、それに合致する部分の改善方法を提示する物も多いようだ。