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2025/04/19 20:09 |
痴漢男
書籍・映画などで有名になった電車男と同様、インターネット掲示板サイト2ちゃんねるへの書き込みを基にしたラブストーリーである。「電車男を超えた、2ちゃんねる発のラブストーリー」として双葉社から書籍化され、2005年11月には映画にもなった。

名称は電車男と同様、投稿した人物のハンドルに由来する。書籍の著者は板野住人(いたのすみと)という架空の名前。要は板の住人ということである。

電車男ブームにあやかった二番煎じ作品といえるが、大ヒットになった「電車男」と比べると、社会的知名度は圧倒的に低い。「電車男」が成功したからか、最近のメディア傾向として、インターネット、特に2chのネタを持ってくることが非常に多く、一体何を考えているのかと製作者サイドの方針を疑わざるを得ない。

『痴漢男』書籍版・映画版では、『電車男』と同じ様に「実際にあった実話」として扱われているが、まとめサイトには、書籍版に載っていない部分もまとめた「ログまとめ」があり、そこにある書籍版に載っていないエピローグには、痴漢男本人がこれは作り話であると間接的に告白してしまっている書き込みが載っている。

ストーリーの概要
ある人物の2004年11月5日の投稿からすべてが始まった。アニメと爬虫類にしか興味のない20歳の大学生が、ある日女性に痴漢に間違われた。後日誤解が解け、その男(痴漢男)は女性(後に勘違い又はカンチと命名)のストーカー被害の相談に乗っているうちに、彼女にほのかな恋心を抱くようになる。話が進むにつれ、「カンチ」の友人、「関西」、「ロリ」も登場し、ここに女の子3人との不器用な恋物語が始まる。

映画
『痴漢男』書籍版を底本として、映画化された。2005年11月19日より上映。配給はトルネード・フィルム。主題歌は上村梨恵子の『大切な人』。映画『電車男』と違い、映画内に『2ちゃんねる』の名がはっきり出てくる。「電車男を超えた」と銘打っている。上映館である『渋谷シネ・ラ・セット』にて劇場前売り券の販売枚数新記録を樹立、舞台挨拶の整理券を特別に前日配布としたこともあり、キャストのファンが全国からつめかけて前々日夜から映画館に観客が並ぶという、最近の邦画では異例の事態が起こった。監督の寺内幸太郎はこの作品の好評をきっかけにテレビドラマに進出。とはいえ、上映館も少なく(前述の通り、関東地区の上映館は渋谷シネ・ラ・セットのみ)、CMや予告編などの宣伝も行われず、なにより大手映画会社(東宝・東映・松竹など)以外の映画会社が製作・配給をした以上、かなりのマイナー映画であることは否めない。なお、一時期「東宝製作」というデマがネット上で流れたことがある。

また、主役を演じている柳浩太郎の台詞が、滑舌が悪く聞き取りにくいという評価があるが、これは2003年に柳浩太郎本人が交通事故に遭い、その後遺症が残っているためと思われる。

キャスト
田中金太【痴漢男】(柳浩太郎)
天野結花【カンチ】(長谷部優)
宮崎陽子【関西】(長澤奈央)
岩下美帆【ロリ】(磯山さやか)
この他に声のみの出演であるネットの住人たちが登場する。ネットでの会話は全てアスキーアートに動きと声を与えた形になっている。

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2007/09/19 21:46 | 未分類

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