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2025/04/15 13:58 |
ワンセグ
日本の地上デジタルテレビ放送(ISDB-T)では、一つのチャンネルが13のセグメントに分かれた構造となっており、そのうち、ハイビジョン放送 (HDTV) では12セグメント、通常画質の放送では4セグメント割り当てられている。モバイル端末(主に携帯電話)向けは画面が小さく低解像度でよいため、1セグメントが割り当てられており、この「1セグメント」を略して「ワンセグ」と呼ばれている。持ち運びできる新しいメディアとして期待されている。UHF電波を利用するため、テレビの視聴とデータ放送は無料である。(ただしデータ放送から詳しいコンテンツを受信するために放送局とパケット通信する場合はパケット通信料がかかる。この場合、画面にサーバー受信可否を問う画面が必ず表示される。)

従来のアナログ放送と異なり、移動時でも安定した受信が可能であることから、携帯電話等の携帯機器での受信や、車載受像機が商品化されている。また、都営地下鉄でも地下鉄構内での再送信による受信を実験を行ったことがある(現在は終了)。

2006年4月1日に、2006年4月までに地上デジタルテレビジョン放送が始まっている地域の放送区域で本放送が開始された。ただし、移動体端末での受信の為、地上10m未満の高さで受信する場合、放送区域内でも受信時に電界強度が弱い場合は受信できない。

海外でも移動体向けの地上デジタルテレビ放送が始まりつつあるが、その方式には大きく分けて日本方式(ワンセグ:ISDB-Tの部分受信)、欧州方式(DVB-H)、韓国方式(T-DMB)の3つがある。このうちセグメントの部分受信という方式を採っているのは日本方式だけである。ワンセグは既存の地上デジタルテレビ放送と同じアンテナから送出されるので、放送局側の準備が整い次第、地上デジタルテレビ放送が受信できる地域ではワンセグも受信できることになる。(一部ハイビジョン放送の放送開始から遅れる地域もある)

帯域
移動体での受信では固定で受信する通常の放送やハイビジョンに比べて受信環境が厳しくなる。その為、変調にはノイズに強いものが採用された。なお、日本の地上デジタル放送(ISDB-T)では13セグメントを最大3つの階層に分割し階層毎に使用セグメント数、変調方式、畳み込み符号の符号化率などを変えることができる。

セグメント数
1 (channel #0 center area)
変調方式
QPSK (Quadrature Phase Shift Keying)
畳み込み符号化率 (Convolutional code rate)
2/3
ガード比
1/8
ビットレート
最大416kbps (52KB/s)

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2007/08/21 13:01 | 未分類

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