ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション2」用の新作ゲームの宣伝の一環で、首をはねたヤギを登場させるなど残酷なシーンを雑誌に掲載、英国内で物議を醸していると29日付の英大衆紙「メール・オン・サンデー」が報じた。ソニー側では、ヤギは殺したのではなく食肉店で購入してきたものと釈明しているが、関係者は「ヤギの死体は温かかった」などと話している。
メール・オン・サンデー紙によると、問題のイベントは「ゴッド・オブ・ウォー2」というギリシャ神話を題材にしたゲームをPRするためのもの。今年3月にギリシャのアテネでプレス向けに行われ、その模様がプレステの公式雑誌で掲載された。記事は1面を含む計3ページにわたって取り上げられている。
ゲームに取り上げられている神話は、勇者が怪物を切り捨てるといったストーリー。イベントには古代の闘士風の男とボディーペイントをした全裸の女が登場。問題のヤギは台座の上でのどをかき切られ、ぐったり横たわっていた。頭と胴体は皮1枚でつながっている状態で床には血だまりができていた。招待した客に対し「まだ温かいヤギの体に手を突っ込んで内臓を引っ張り出して食べてみろ」などと悪のりしていたという。
首をはねたヤギの写真はプレステ公式雑誌に無修整で掲載された。ソニーは「メール―」紙の取材に「不適切だった」と陳謝。英国内で公式雑誌計8万部の回収を始めたとしている。だが、雑誌の予約購読者には既に発送されており、一部回収が間に合わないケースもある。

メール・オン・サンデー紙によると、問題のイベントは「ゴッド・オブ・ウォー2」というギリシャ神話を題材にしたゲームをPRするためのもの。今年3月にギリシャのアテネでプレス向けに行われ、その模様がプレステの公式雑誌で掲載された。記事は1面を含む計3ページにわたって取り上げられている。
ゲームに取り上げられている神話は、勇者が怪物を切り捨てるといったストーリー。イベントには古代の闘士風の男とボディーペイントをした全裸の女が登場。問題のヤギは台座の上でのどをかき切られ、ぐったり横たわっていた。頭と胴体は皮1枚でつながっている状態で床には血だまりができていた。招待した客に対し「まだ温かいヤギの体に手を突っ込んで内臓を引っ張り出して食べてみろ」などと悪のりしていたという。
首をはねたヤギの写真はプレステ公式雑誌に無修整で掲載された。ソニーは「メール―」紙の取材に「不適切だった」と陳謝。英国内で公式雑誌計8万部の回収を始めたとしている。だが、雑誌の予約購読者には既に発送されており、一部回収が間に合わないケースもある。
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