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女優の岡本綾（２４）が５月いっぱいで所属事務所を退社し、無期限の休養に入っていることが４日、分かった。所属事務所によると、岡本は昨年から「女優をやめたい」ともらしていた。年末の忘年会では「来年もお願いします！」と続　ける意思を見せていたが、今年２月の舞台「殿のちょんまげを切る女」の千秋楽後、再び休養を申し出た。

事務所は慰留したが、幼少のころから女優を続けてきた岡本は「女優として内から引き出すものがなくなり、限界を感じている。一度、見つめ直す時間がほしい」と主張し、退社が決まった。なお、事務所は「女優業から完全に引退するわけではない」としている。

昨年７月、歌舞伎俳優・中村獅童（３４）が飲酒運転で検挙された際、同乗していたことが騒動になったことも、今回の休養に影響しているようだ。また岡本は、昨年末に豪州でのＣＭ撮影で知り合った地元在住の豪州人ＣＭコーディネーターＡさん（３３）と交際していることも明らかに。今回の休養を機に、Ａさんの暮らす豪州で結婚する可能性もあるが、事務所は「結婚は全く聞いていない」と話している。

岡本綾
東京都生まれだが、父親を不慮の事故で亡くして以降、小学校の後半から中学校卒業までは母親の実家がある福島県いわき市で過ごす。1995年公開の映画「学校の怪談」においてヒロインを演じ一躍有名人になる。中学時代は放送部の副部長を務めるなどリーダーシップを発揮し、芸能人で子役だからといって高飛車なところはなく、他の生徒からの信頼も厚い優等生だった。

「オードリー」以降はどちらかといえば、地味めな役が多い。近年は、ドラマ出演が多く、主人公の元彼女役など、味のある脇役を演じることが多い。ドラマの中では結果的に「クールで仕事も出来るいい女だけど、ふられてしまう」役が定着しつつある。