Wiiの"バーチャルコンソール"で『改造町人 シュビビンマン』や『ダブル・ダンジョン』などメサイヤのタイトルが配信されたのにともない、メサイヤ関連商品の企画・開発およびサブライセンス業務を行っているエクストリームは、過去に発売されたメサイヤのタイトルをまとめたサイトをオープンした。
サイトではタイトル一覧のほかに、Wiiのバーチャルコンソールや携帯アプリで配信されているメサイヤ関連タイトルをチェックすることもできる。今後はリストのほかにも、メサイヤに関するさまざまな情報が追加される予定とのこと。
さらに、PCエンジンを始めさまざまなハードで発売されたメサイヤを代表するタイトルのひとつ、『超兄貴』シリーズについては独立した告知サイトがオープン。現在は新たに描き下ろされたキャラクターたちと「極秘プロジェクト進行中!!」というメッセージが掲載されているだけで詳細は不明だが、『超兄貴』シリーズに何らかの動きがあることは明らか。シリーズのファンは、今後の展開に注目しよう。
超兄貴
特異なバックストーリー(世界観)と、絵柄的に異様な自機オプションと敵キャラ、特徴的なBGMでカルトな人気を博し、伝説のバカゲーと称されている。
以後も他機種への移植を含む数本の続編が作られ、CDドラマ、漫画、小説(ライトノベル)などにもメディアミックス展開された。
シューティングゲームは、SF宇宙戦闘機戦ストーリーを王道とするが、新機軸を求めてほのぼのファンタジー系、ハイファンタジー系、和テイスト、実在系などの様々なテーマ上の趣向が凝らされる。
本作はそのうちの一つ、パロディウスだ!に代表されるイロモノ系シューティングゲームの一つの到達点である。R-TYPEなど、敵キャラに生理的グロテスクを加味したものが先行しているが、自機オプション含め、ある種の悪趣味なグラフィックを笑いの方向に昇華させる事に成功した稀有な例ともいえる。少々の冗談には食傷気味のゲーム業界では明らかに計算された悪ふざけが狙い通りクリーンヒットすることはむしろ珍しい。
なお、本作の「お題」はマニュアルやオープニングからはあくまでも表向き「筋肉美」という事になっているが、その実「ハードゲイ」であるのは製作発表時から暗黙の了解にして周知の事実である。 自機オプションの名称「サムソン」「アドン」、敵キャラの側近「さぶ」、また田丸浩史による本作のコミカライズ作品でもアドン&サムソンの兄「バラン」(『薔薇族』に由来)など、当時の男性同性愛者向け専門誌の名称で、さらに本作のタイトルの元である「兄貴」は、同性愛者同士において責め役に対して受け役の用いる呼称として一般的なもの、と認知されていたものである。
そのためもあり、最初にこのタイトルで雑誌に掲載された後、社内で横槍が入り、直後に「超裸漢マッスルシューター」という、幾分か当り障りの無い名称に改題させられかけた。しかし、社内クーデター(営業担当者・談)により「超兄貴」に戻されたというエピソードもある。

サイトではタイトル一覧のほかに、Wiiのバーチャルコンソールや携帯アプリで配信されているメサイヤ関連タイトルをチェックすることもできる。今後はリストのほかにも、メサイヤに関するさまざまな情報が追加される予定とのこと。
さらに、PCエンジンを始めさまざまなハードで発売されたメサイヤを代表するタイトルのひとつ、『超兄貴』シリーズについては独立した告知サイトがオープン。現在は新たに描き下ろされたキャラクターたちと「極秘プロジェクト進行中!!」というメッセージが掲載されているだけで詳細は不明だが、『超兄貴』シリーズに何らかの動きがあることは明らか。シリーズのファンは、今後の展開に注目しよう。
超兄貴
特異なバックストーリー(世界観)と、絵柄的に異様な自機オプションと敵キャラ、特徴的なBGMでカルトな人気を博し、伝説のバカゲーと称されている。
以後も他機種への移植を含む数本の続編が作られ、CDドラマ、漫画、小説(ライトノベル)などにもメディアミックス展開された。
シューティングゲームは、SF宇宙戦闘機戦ストーリーを王道とするが、新機軸を求めてほのぼのファンタジー系、ハイファンタジー系、和テイスト、実在系などの様々なテーマ上の趣向が凝らされる。
本作はそのうちの一つ、パロディウスだ!に代表されるイロモノ系シューティングゲームの一つの到達点である。R-TYPEなど、敵キャラに生理的グロテスクを加味したものが先行しているが、自機オプション含め、ある種の悪趣味なグラフィックを笑いの方向に昇華させる事に成功した稀有な例ともいえる。少々の冗談には食傷気味のゲーム業界では明らかに計算された悪ふざけが狙い通りクリーンヒットすることはむしろ珍しい。
なお、本作の「お題」はマニュアルやオープニングからはあくまでも表向き「筋肉美」という事になっているが、その実「ハードゲイ」であるのは製作発表時から暗黙の了解にして周知の事実である。 自機オプションの名称「サムソン」「アドン」、敵キャラの側近「さぶ」、また田丸浩史による本作のコミカライズ作品でもアドン&サムソンの兄「バラン」(『薔薇族』に由来)など、当時の男性同性愛者向け専門誌の名称で、さらに本作のタイトルの元である「兄貴」は、同性愛者同士において責め役に対して受け役の用いる呼称として一般的なもの、と認知されていたものである。
そのためもあり、最初にこのタイトルで雑誌に掲載された後、社内で横槍が入り、直後に「超裸漢マッスルシューター」という、幾分か当り障りの無い名称に改題させられかけた。しかし、社内クーデター(営業担当者・談)により「超兄貴」に戻されたというエピソードもある。

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