好意を抱いていた女性の車に避妊具を置くストーカー行為を繰り返していたとして静岡・焼津署は23日、ストーカー規制法違反容疑で同県中部農林事務所生産振興課長の松永保夫容疑者(57)を逮捕した。調べでは、松永容疑者は今年2月から今月までの9回にわたり、近くに住む主婦(31)の軽自動車のワイパーに未使用袋入りにコンドーム19個を挟んで置いた疑い。「愛情表現としてやった」と供述している容疑者は、酒もたばこもやらず勤務態度もまじめだったという。
周囲から品行方正とみられていた公務員が、仰天ストーカー行為で逮捕された。静岡・焼津署によると、松永容疑者は約1年前から近くに住む主婦に好意を抱いていた。一目ぼれだったという。異変を察知し、不安に思った主婦は同署に相談していた。
ストーカー行為等の規制等に関する法律
ストーカーを規制する法律である。規制対象となる行為の対象は恋愛関係に限定される。
親告罪で、罰則は6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金となっている。警察は警告書による警告ができ、この警告に従わない場合、都道府県公安委員会が禁止命令を出すことができる。命令に従わない場合には1年以下の懲役または100万円の以下の罰金が定められている。また、告訴に踏み切る以外に、被害者の申し出により警察が弁護士の紹介や防犯アラームの貸し出しなど、国家公安委員会規則に基づく援助を定めている。
なお、保護対象は女性に限られず、男性も本法によって保護される。
ストーカー行為
法律ではつきまとい行為を2回以上反復して行うことを対象としている。
つきまとい行為を以下のように定義している。
自宅・学校・職場などでの、つきまとい・待ち伏せ・押しかけ等
監視していると告げる行為
面会・交際の要求
乱暴な言動(生命・身体・自由・名誉・財産に危害を加える言動が必要)
無言電話、連続した電話・FAX(ファックス)
汚物・動物の死体などの送付
名誉を傷つける文書の送付
性的羞恥心を侵害させる物品の送付

素人投稿禁断の告白(痴漢・痴女・ストーカー編)
周囲から品行方正とみられていた公務員が、仰天ストーカー行為で逮捕された。静岡・焼津署によると、松永容疑者は約1年前から近くに住む主婦に好意を抱いていた。一目ぼれだったという。異変を察知し、不安に思った主婦は同署に相談していた。
ストーカー行為等の規制等に関する法律
ストーカーを規制する法律である。規制対象となる行為の対象は恋愛関係に限定される。
親告罪で、罰則は6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金となっている。警察は警告書による警告ができ、この警告に従わない場合、都道府県公安委員会が禁止命令を出すことができる。命令に従わない場合には1年以下の懲役または100万円の以下の罰金が定められている。また、告訴に踏み切る以外に、被害者の申し出により警察が弁護士の紹介や防犯アラームの貸し出しなど、国家公安委員会規則に基づく援助を定めている。
なお、保護対象は女性に限られず、男性も本法によって保護される。
ストーカー行為
法律ではつきまとい行為を2回以上反復して行うことを対象としている。
つきまとい行為を以下のように定義している。
自宅・学校・職場などでの、つきまとい・待ち伏せ・押しかけ等
監視していると告げる行為
面会・交際の要求
乱暴な言動(生命・身体・自由・名誉・財産に危害を加える言動が必要)
無言電話、連続した電話・FAX(ファックス)
汚物・動物の死体などの送付
名誉を傷つける文書の送付
性的羞恥心を侵害させる物品の送付

素人投稿禁断の告白(痴漢・痴女・ストーカー編)
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日本では北海道南部、本州、九州の高原や原野に分布し、朝鮮半島から中国東北部へかけても分布するが、野生の群落をみることはまれになっている。また埼玉県と大阪府の県(府)花に指定されている。江戸時代に育種が進み、数百に及ぶ品種が作られた古典園芸植物でもある。
また、サクラソウ属植物は世界中に約400種あり、花の形などに極端な違いがないことから、「サクラソウ」という語を広義的、総称的に使うことがある。したがって他のサクラソウ属植物も「サクラソウ」と俗称されることがあり注意を要する。園芸店でよく「サクラソウ」として売られている植物の中には西洋サクラソウ(Polyanthus)、プリムラ・マラコイデス(P. malacoides)、プリムラ・オブコニカ(P. obconica)、などがあり、本物の「サクラソウ」が売られることは少ない。
特徴
自生地では林間の湿性地や原野の草間に生え、ときに群生する。地中に根茎があり、春に発芽して5〜6葉を根生し、高さ15〜40cmの花茎を直立させ、5〜10個の花をつける。葉柄は長く、葉は楕円形でしわが多く、縁に浅い切れ込みがあり、葉や茎に白い軟毛が生える。花は直径2〜3cmほどで、花弁が5個に深く裂け、さらに各弁が半分近く裂ける。淡紅色でまれに白花もある。花後、球形の?果を結ぶ。新しい根茎は地際にでき、梅雨明けの頃、葉が枯れて休眠する。夏の暑さと乾燥には弱いが、日本の気候風土に合っており、花は美しく清楚である。

サクラソウの分子遺伝生態学
また、サクラソウ属植物は世界中に約400種あり、花の形などに極端な違いがないことから、「サクラソウ」という語を広義的、総称的に使うことがある。したがって他のサクラソウ属植物も「サクラソウ」と俗称されることがあり注意を要する。園芸店でよく「サクラソウ」として売られている植物の中には西洋サクラソウ(Polyanthus)、プリムラ・マラコイデス(P. malacoides)、プリムラ・オブコニカ(P. obconica)、などがあり、本物の「サクラソウ」が売られることは少ない。
特徴
自生地では林間の湿性地や原野の草間に生え、ときに群生する。地中に根茎があり、春に発芽して5〜6葉を根生し、高さ15〜40cmの花茎を直立させ、5〜10個の花をつける。葉柄は長く、葉は楕円形でしわが多く、縁に浅い切れ込みがあり、葉や茎に白い軟毛が生える。花は直径2〜3cmほどで、花弁が5個に深く裂け、さらに各弁が半分近く裂ける。淡紅色でまれに白花もある。花後、球形の?果を結ぶ。新しい根茎は地際にでき、梅雨明けの頃、葉が枯れて休眠する。夏の暑さと乾燥には弱いが、日本の気候風土に合っており、花は美しく清楚である。

サクラソウの分子遺伝生態学
自民党の舛添要一参院議員(58)が、街頭で襲われた。22日午後6時過ぎ、大阪・福島区の阪神電鉄野田駅前での選挙活動で、聴衆の男が舛添さんに握手を求めたところトラブルになり、同党・中山泰秀衆院議員(36)の秘書(39)を殴った。福島署が公選法違反(自由妨害)と傷害の現行犯で男を逮捕。舛添氏は無傷で済んだ。
逮捕されたのは、兵庫県尼崎市の会社員(41)。「すいません」と容疑を認めているという。
舛添要一
福岡県八幡市(現北九州市八幡東区)生まれ。福岡県立八幡高等学校を経て東京大学入学。法学部政治学科卒業後、ヨーロッパ政治史を専攻し、助手として研究室に入った。その後欧州に留学し、パリ大学現代国際関係史研究所客員研究員、ジュネーブ高等国際政治研究所客員研究員などを経て東京大学教養学部助教授。フランスの政治・外交を専門とし、国際関係論などを講じていた。
1980年代末から『朝まで生テレビ!』などの討論番組に頻繁に出演し、テレビ映えする討論スタイルで脚光を浴びる。テレビ出演に引っ張りだこだった1989年6月に東京大学を退職しフリーに。90年代にかけては東欧民主化や湾岸戦争で国際政治が注目され、また国内ではリクルート事件、消費税導入などを経て自民党体制が揺らぎ、やがて政界再編に突入、オウム真理教事件や少年犯罪など社会を揺るがす事件も増える中で、彼に代表される新鋭の学者・評論家はテレビで大いに活躍、「文化人」と呼ばれる知的タレントとしてお茶の間の人気を博した。
政治とのかかわりでは、1991年、北海道知事選挙に、自由民主党から擁立されて立候補を検討。しかし、それまで北海道には何のゆかりもなく、知名度で担がれたため、出馬表明前の事前調査で現職候補・横路孝弘との圧倒的な差を見て、出馬を辞退した。1999年4月には東京都知事選挙に無所属で出馬し、石原慎太郎の圧勝の前に落選したが84万票を獲得した。
2001年7月、第19回参院選に比例代表区から立候補(自由民主党)し、トップ当選。
2005年、自民党が結党50年に発表した憲法草案においては、党新憲法起草委員会の事務局次長として草案作成の取りまとめに大きな役割を果たした。そのことも評価され、2006年10月、安倍政権発足に伴い当選1回ながら自民党参議院政策審議会長に就任した。
高い知名度から議員となってからもテレビ出演の機会は多く、党のスポークスマン的な役割を果たしている。2007年4月より、朝日ニュースター『政治学原論』のキャスターとして週1回ゲストと討論している。

逮捕されたのは、兵庫県尼崎市の会社員(41)。「すいません」と容疑を認めているという。
舛添要一
福岡県八幡市(現北九州市八幡東区)生まれ。福岡県立八幡高等学校を経て東京大学入学。法学部政治学科卒業後、ヨーロッパ政治史を専攻し、助手として研究室に入った。その後欧州に留学し、パリ大学現代国際関係史研究所客員研究員、ジュネーブ高等国際政治研究所客員研究員などを経て東京大学教養学部助教授。フランスの政治・外交を専門とし、国際関係論などを講じていた。
1980年代末から『朝まで生テレビ!』などの討論番組に頻繁に出演し、テレビ映えする討論スタイルで脚光を浴びる。テレビ出演に引っ張りだこだった1989年6月に東京大学を退職しフリーに。90年代にかけては東欧民主化や湾岸戦争で国際政治が注目され、また国内ではリクルート事件、消費税導入などを経て自民党体制が揺らぎ、やがて政界再編に突入、オウム真理教事件や少年犯罪など社会を揺るがす事件も増える中で、彼に代表される新鋭の学者・評論家はテレビで大いに活躍、「文化人」と呼ばれる知的タレントとしてお茶の間の人気を博した。
政治とのかかわりでは、1991年、北海道知事選挙に、自由民主党から擁立されて立候補を検討。しかし、それまで北海道には何のゆかりもなく、知名度で担がれたため、出馬表明前の事前調査で現職候補・横路孝弘との圧倒的な差を見て、出馬を辞退した。1999年4月には東京都知事選挙に無所属で出馬し、石原慎太郎の圧勝の前に落選したが84万票を獲得した。
2001年7月、第19回参院選に比例代表区から立候補(自由民主党)し、トップ当選。
2005年、自民党が結党50年に発表した憲法草案においては、党新憲法起草委員会の事務局次長として草案作成の取りまとめに大きな役割を果たした。そのことも評価され、2006年10月、安倍政権発足に伴い当選1回ながら自民党参議院政策審議会長に就任した。
高い知名度から議員となってからもテレビ出演の機会は多く、党のスポークスマン的な役割を果たしている。2007年4月より、朝日ニュースター『政治学原論』のキャスターとして週1回ゲストと討論している。

日本代表MF今野泰幸(24)=F東京=が小学4〜6年生を対象にチャリティーフットサルフェスタ「第1回今野泰幸CUP」を開催することが22日、わかった。サポーターへの恩返しとサッカーを通じた社会貢献を本人が希望し、8月5日に八王子市内でフットサル大会や本人によるサッカークリニックなどが行われる。また、ペットボトルのふたを当日集め、「世界の子どもたちにワクチンを届けよう!」というエコキャップ運動にも協力する。「今回、ジュニアの皆さんと交流し、世界の子どもたちにわずかでも貢献できることをうれしく思います」とコメント。参加締め切りは26日。問い合わせは、今野泰幸CUP実行委員会TEL03-5784-5466
今野泰幸
東北高校在学時に国体、全国選手権への出場を経験。 ナショナルトレセンやユース代表候補合宿への参加もあったが、プロチームの強い興味の対象とはならなかった。 卒業後はソニー仙台への加入が内定していたが、当時J1だったコンサドーレ札幌の練習に参加して岡田武史監督の注目するところとなり、同クラブと契約。この練習参加の経緯として、今野の才能が埋もれる事を惜しんだソニー仙台の関係者が「1人のサッカー人として」懇意であるコンサドーレ札幌の関係者に今野を紹介した、という美談が伝えられている。札幌への入団が内定した後の三年冬の選手権ではベスト8に進出、この時の高いパフォーマンスがサッカー協会の目にも止まる。
札幌では加入初年度の2001年から先発出場の機会を得た。さらに、ワールドユースアルゼンチン大会に出場するU-20日本代表に飛び級で選出されすぐにレギュラーポジションを獲得するが、怪我もあり自身の大会出場はかなわなかった。
2002年には札幌において背番号が4となり、主軸として期待されることとなった。 同年、大熊清監督率いるU-19日本代表に召集され、カタールで開催されたアジアユースに出場、キャプテンとして準優勝に貢献する。 翌2003年にはUAEで開催されたワールドユースのU-20日本代表に選出、ベスト8という結果を残した。
2004年、J1のFC東京に移籍。 札幌時代を知る岡田監督が指揮する横浜F・マリノスからの勧誘もあったが、若手の出場機会が多いFC東京を選択した。 また山本昌邦監督率いるU-23日本代表に合流、アジア地区最終予選では代表チームでただ一人6試合540分フルタイム出場し、アテネオリンピック出場に大きく貢献した。8月に開催されたオリンピック本大会にも代表として選出された。また同年のJリーグヤマザキナビスコカップ決勝では、前半に味方の退場により1人でボランチを任されることになったが、延長戦を含む100分近い時間を守り切り、優勝に貢献した。
2005年8月の東アジアサッカー選手権で初めて日本代表に選出され、同大会の中国戦で初出場も記録した。 12月のJ1最終節では後半ロスタイムに同点ゴールを決めセレッソ大阪の優勝を阻止した。
2006年7月セリエAトリノ・フットボール・クラブ(Torino Football Club)への移籍が決定的と報道され、オシムジャパンでも代表に選出されたものの、練習中に怪我をしてしまい代表離脱。トリノへの移籍話もご破算になった。 10月に再度代表選出を受け、ガーナ戦では代表では初のDFとして右ストッパーでフル出場した。

今野泰幸
東北高校在学時に国体、全国選手権への出場を経験。 ナショナルトレセンやユース代表候補合宿への参加もあったが、プロチームの強い興味の対象とはならなかった。 卒業後はソニー仙台への加入が内定していたが、当時J1だったコンサドーレ札幌の練習に参加して岡田武史監督の注目するところとなり、同クラブと契約。この練習参加の経緯として、今野の才能が埋もれる事を惜しんだソニー仙台の関係者が「1人のサッカー人として」懇意であるコンサドーレ札幌の関係者に今野を紹介した、という美談が伝えられている。札幌への入団が内定した後の三年冬の選手権ではベスト8に進出、この時の高いパフォーマンスがサッカー協会の目にも止まる。
札幌では加入初年度の2001年から先発出場の機会を得た。さらに、ワールドユースアルゼンチン大会に出場するU-20日本代表に飛び級で選出されすぐにレギュラーポジションを獲得するが、怪我もあり自身の大会出場はかなわなかった。
2002年には札幌において背番号が4となり、主軸として期待されることとなった。 同年、大熊清監督率いるU-19日本代表に召集され、カタールで開催されたアジアユースに出場、キャプテンとして準優勝に貢献する。 翌2003年にはUAEで開催されたワールドユースのU-20日本代表に選出、ベスト8という結果を残した。
2004年、J1のFC東京に移籍。 札幌時代を知る岡田監督が指揮する横浜F・マリノスからの勧誘もあったが、若手の出場機会が多いFC東京を選択した。 また山本昌邦監督率いるU-23日本代表に合流、アジア地区最終予選では代表チームでただ一人6試合540分フルタイム出場し、アテネオリンピック出場に大きく貢献した。8月に開催されたオリンピック本大会にも代表として選出された。また同年のJリーグヤマザキナビスコカップ決勝では、前半に味方の退場により1人でボランチを任されることになったが、延長戦を含む100分近い時間を守り切り、優勝に貢献した。
2005年8月の東アジアサッカー選手権で初めて日本代表に選出され、同大会の中国戦で初出場も記録した。 12月のJ1最終節では後半ロスタイムに同点ゴールを決めセレッソ大阪の優勝を阻止した。
2006年7月セリエAトリノ・フットボール・クラブ(Torino Football Club)への移籍が決定的と報道され、オシムジャパンでも代表に選出されたものの、練習中に怪我をしてしまい代表離脱。トリノへの移籍話もご破算になった。 10月に再度代表選出を受け、ガーナ戦では代表では初のDFとして右ストッパーでフル出場した。

海水中の有毒プランクトンを捕食し、貝が毒を蓄えること。
これら毒化した貝を食べることで麻痺や下痢を起こし、死に至る食中毒を一般的に「貝に中(あた)る」と言う。これら毒性をもつプランクトンは水温の上がり始める 4月ごろから5月ごろの期間に発生することが多い。
このため都道府県の水産担当部局では、冬の終わりから海水中のプランクトンや貝の検査を行い、毒の量を検査し、安全を確かめている。基準値以上になった場合は出荷停止される。この措置は、貝自身の代謝により貝毒がなくなったことが検査で確認されれば解除される。
種類
下痢性貝毒…オカダ酸 (okadaic acid)、ディノフィシストキシン (dinophysistoxin,DTX) などによる。激しい下痢、吐き気、嘔吐などを起こすが致命的ではない。ホタテガイ、ムラサキイガイ、アサリ、ウバガイ(ホッキ)などほとんどの二枚貝で起こる。
麻痺性貝毒…サキシトキシン (saxitoxin) などによって引き起こされる。症状はフグ中毒に類似しており、最悪の場合呼吸麻痺を起こして死に至る。ホタテガイ、アサリ、カキ、ムラサキイガイなどで起きる。
神経性貝毒…コノトキシン(conotoxin)芋貝が持つ毒である。
(以下の中毒は今のところ日本では発生していない)
神経性貝毒…ブレベトキシン類 (Brevetoxin,BTX) によって引き起こされ、口内の灼熱感、紅潮、運動失調などの症状を起こす。
記憶喪失性貝毒…アミノ酸の一種ドウモイ酸によって引き起こされる。脳細胞の異常興奮により海馬が破壊され、下痢、嘔吐、腹痛から最悪の場合には記憶喪失を起こし、死に至る。

これら毒化した貝を食べることで麻痺や下痢を起こし、死に至る食中毒を一般的に「貝に中(あた)る」と言う。これら毒性をもつプランクトンは水温の上がり始める 4月ごろから5月ごろの期間に発生することが多い。
このため都道府県の水産担当部局では、冬の終わりから海水中のプランクトンや貝の検査を行い、毒の量を検査し、安全を確かめている。基準値以上になった場合は出荷停止される。この措置は、貝自身の代謝により貝毒がなくなったことが検査で確認されれば解除される。
種類
下痢性貝毒…オカダ酸 (okadaic acid)、ディノフィシストキシン (dinophysistoxin,DTX) などによる。激しい下痢、吐き気、嘔吐などを起こすが致命的ではない。ホタテガイ、ムラサキイガイ、アサリ、ウバガイ(ホッキ)などほとんどの二枚貝で起こる。
麻痺性貝毒…サキシトキシン (saxitoxin) などによって引き起こされる。症状はフグ中毒に類似しており、最悪の場合呼吸麻痺を起こして死に至る。ホタテガイ、アサリ、カキ、ムラサキイガイなどで起きる。
神経性貝毒…コノトキシン(conotoxin)芋貝が持つ毒である。
(以下の中毒は今のところ日本では発生していない)
神経性貝毒…ブレベトキシン類 (Brevetoxin,BTX) によって引き起こされ、口内の灼熱感、紅潮、運動失調などの症状を起こす。
記憶喪失性貝毒…アミノ酸の一種ドウモイ酸によって引き起こされる。脳細胞の異常興奮により海馬が破壊され、下痢、嘔吐、腹痛から最悪の場合には記憶喪失を起こし、死に至る。
