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2025/06/18 01:59 |
節約するなら待機電力にも気を配ろう
リモコン入力等の操作に備えて待機する間に電気機器で消費される電力のこと。家電製品によっては数ワットに及ぶものもあるが、最近の家電新製品(特に日本製)は省エネルギー化が進み、待機電力も見直されて低く抑えられているものが多い。家庭内で最も待機電力の多い電化製品の一つが、ブラウン管テレビである。ブラウン管テレビは主電源を切ると電力は全く消費しないが、再度電源を入れたとき正常に見える状態になるのに数十秒かかる。そこで、あらかじめ少し電流を流しておけばリモコン等の操作ですぐに見ることができ、また主電源のオンオフを繰り返すことによるブラウン管の寿命短縮も防ぐことができる。長時間見ないときは、主電源を切れば待機電力の節約になる。

最近普及してきた家電製品で待機電力が大きいのが、HDDを内蔵したDVDレコーダーである。 1秒程度で録画が開始できる設定(クイックスタートモードなどと呼ぶ)では十ワット程度の電力を消費しており、これを解除しても数ワットの待機電力を消費している。

また、ACアダプターは本体の電源は切ってあってもコンセントにつながっている間は電力を消費しており、特に発熱量の大きいものは消費電力も大きい。

節約術の専門家の中には家庭で使用していない全ての電気製品のプラグをコンセントから抜くと全消費電力の約10%の節電になると指摘する人がいるが、実際には機器によってコンセントを抜くと時計やタイマーなどの設定がリセットされるものが多く、製品の使用方法に反し著しく不便になるため、現実的にはこのような方法での節電は賢明ではない。また、待機電力を全く消費しない電気製品も多く、無意味な作業を繰り返さないよう製品を良く理解した上で節電することが望ましい。プラグの抜き差しを頻繁に繰り返すと電圧変動などで製品そのもの寿命を短くする恐れもあり、地球環境を考える節電にはなっても総合的に金銭的な節約になるとは限らない。

しかし実際に、これらの個々の待機電力は小さいが、これを常時通電しておくことは無駄なエネルギーの消費となる。例えば1Wの消費電力でも1年間では8kWh、電気量で年間200円に相当し、家庭内に多数の機器があれば全体ではかなりの節電となる。このため、地球環境保全の観点から、使わない機器のコンセントを抜くなどでの省エネが呼びかけられている。

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2007/05/26 12:53 | 未分類

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