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2025/06/18 02:12 |
梅雨の特徴
一般的な特徴
梅雨入り当初は比較的しとしととした雨が連続することが多い。梅雨末期には降雨量が多くなることが多く、時として集中豪雨になることがある。(南・西ほどこの傾向が強く、特に九州ではこの時期に一年分の降水量がわずか一週間で降る事もある。逆に関東や東北など東日本では梅雨の時期よりもむしろ秋雨の時期のほうに雨量が集中することが多い。)また、梅雨の半ばには、一旦天気が回復する期間が出現することがある。この期間のことを、梅雨の中休みと言う。なお、梅雨明けが遅れた年は冷夏となる場合も多く、冷害が発生しやすい傾向にある。


空梅雨
梅雨の期間中ほとんど雨が降らない場合がある。このような梅雨のことを空梅雨(からつゆ)と言う。空梅雨の場合、夏季に使用する水が確保できなくなり、渇水を引き起こすことが多い。


台風との関連
梅雨前線の近くに台風や熱帯低気圧が接近すると、水蒸気をどんどん供給された梅雨前線が活発化して豪雨となる。また、梅雨前線が、勢力が弱まった台風や温帯低気圧とともに北上して一気に梅雨が明けることがある。


類似の気象現象

菜種梅雨
主に3月下旬から4月上旬にかけての、連続した降雨を「菜種梅雨」と言う。菜の花が咲く頃に降るためこの名前がある。梅雨のように何日も降り続いたり、集中豪雨を見る事は少ないが、やはり曇りや雨の日が多く、すっきりしない天気が何日も続く事が多い。 冬の間、本州付近を支配していた大陸高気圧の張り出しや、移動性高気圧の通り道が北に偏り、一方で、その北方高気圧の張り出しの南縁辺に沿って、冷湿な北東気流が吹いたり、本州南岸沿いに前線が停滞し易くなる為に生ずる。そのときには南岸に小低気圧が頻繁に発生し易くなるのも、また特色である。その為、西〜東日本太平洋沿岸部にかけていう場合が多く、北日本にはこの現象は見られない。 近年は、暖冬傾向及び、温暖化の影響もあり、菜種梅雨が冬に繰り上がるきらいがあり、気候の変動が懸念される面もある。例としては、1990年(平成2年)2月は月の後半を中心に曇雨天続きで、東京での同・月間日照時間は僅か81時間しかならず、大暖冬を象徴するかの様だった。また、1985年には3月は月全体を通して関東以西の太平洋側地方では冷たい雨の連続で、東京では同年月での快晴日数は0(梅雨期である6&7月を除いては初のワースト記録)、日本気象協会発行の天気図日記では「暗い3月」と評される程であった。その他、1988年(昭和63年)、1991年(平成3年)、1992年(平成4年)、1995年(平成7年)、1999年(平成11年)と3月が比較的長いこと曇雨天が持続した影響で、月間日照時間は北日本除いてかなり少なかった為、20世紀末にかけての3月は、「菜の花の上にお日様無し」、「行楽受難・鬼門の月」、「花見には 傘など雨具が 必需品」、「卒業式、終業式はいつも雨」などと不名誉なレッテルが貼られたこともあった。 その他、2002年(平成14年)、2006年(平成18年)には2月おわりから3月月初めにかけて、南岸前線が停滞したり、朝晩中心に雨の降り易いすっきりしない空が続いて、お天気キャスターの一部では「菜種梅雨の走り?」と評されたりもした。

走り梅雨
主に5月下旬から、梅雨本番前ぶれの様に雨が降り続く状態を言う。ちょうど、その時期が卯の花が咲く頃にあたり、卯の花を腐らせるような雨ということから、卯の花腐し(くたし)とも呼ぶことがある。「走り」とは、「先駆け」を意味し、「走り梅雨」とは、梅雨に先駆けて降り続く雨と解釈することもある。「梅雨の走り」ともいう。沖縄など南西諸島の梅雨期にあり、南西諸島付近にある梅雨前線が一時的に本州南岸沿いに北上したときに多く見られる。又、オホーツク海高気圧が5月前半に出現した場合に、北東気流の影響を受け易くなるため、関東以北の太平洋側で低温と曇雨天が長続きすることがある。その他、メイストームなど、日本海や北日本方面を通過する発達した低気圧の後面に伸びる寒冷前線が本州を通過して、太平洋側に達した後、南海上の優勢な高気圧の北側に沿って、そのまま停滞前線と化して、太平洋側、主に東日本太平洋沿岸部でしばらくぐずつき天気が続くケースもその類いである。


山茶花梅雨
主に11月下旬から12月上旬にかけての、連続した降雨を「山茶花梅雨」と言う。山茶花が咲く頃に降るためこの名前がある。

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2007/05/19 13:09 | 未分類

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