香港、シンガポールでは「セフィーロ」、オーストラリアでは「マキシマ」として発売されている。また、韓国のルノーサムスンでは「SM7」、「SM5」として製造・発売されている。また、台湾(裕隆日産汽車)と中華人民共和国(東風日産汽車)で現地生産されている。
日産・アルティマの姉妹車及びアジア市場向けバージョンとしてのキャラクター性のある車種である。
エンジン・ミッション
エンジンは3種類。
VQ35DE型・V6・3500cc(231ps)
VQ23DE・V6・2300cc(173ps)
QR25DE型・直4・2500cc(165ps)(4WD用)
トランスミッションは6速マニュアルモード付きCVT「エクストロニックCVT-M6」(3500cc)または電子制御4速オートマチック「E-ATx」(2300・2500cc)を採用。
グレード構成
230JK・250JK FOUR
標準グレード。パールスエードシートクロスや、電動オットマン、パワーシートは装備しない。
230JM・350JM・250JM FOUR
上級グレード。パールスエードシートクロスや、電動オットマンを装備する。オプションで電動リアサンシェードも設定されている。最上級グレード「350JM」はカーナビやインテリジェントキー、VDC(横滑り防止機構)も標準装備する。
230JK M-Collection
中間グレード。装備は230JMに準じるが、電動リアサンシェードは選べない。また、ステアリングとシフトレバーは230JKに準じる。ネーミングからして特別仕様車のようだが、れっきとしたカタログモデル。
230JM Modern Collection (2006年4月27日発売。P-Collection?が発売する同年12月18日までの特別仕様車)
上級グレード。装備は230JMをベースに、電動リアサンシェード、215/55R17 93Vタイヤ&17インチアルミホイール、ワイマラナー&パールスエードシートを特別装備。
230JK・250JK FOUR P-Collection? (2006年12月19日発売の特別仕様車)
標準グレード。装備は230JK・250JK FOURをベースに、運転席パワーシート、プラズマクラスターイオン・フルオートエアコンを特別装備。
J31型 (2003年-)
2003年2月 「セフィーロ」と「ローレル」の統一後継車種の位置付けで登場。初代セフィーロから数えると4代目、初代ローレルから数えると9代目にあたる。
日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞「Best Value」を受賞。最近の車にはない、洗練されたデザインも評価を受けている。
キャッチコピーは「クルマにモダンリビングの考え方。」「SHIFT_interior」。
そのキャッチコピー通り、モダニズムのデザインを取り入れたインテリアが特徴。自動車購入の主導権を握る主婦を照準にしたと言われ、実際助手席の居住性をアピールするCMも打たれた。価格もこのクラスとしては比較的廉価なこともあって、好評を博している。
2003年10月 オーテックジャパンの手による特別仕様車「アクシス」を追加。
2004年6月 北京モーターショーにて中華人民共和国向け「ティアナ(天籟(Tian Lai);籟は竹かんむりに頼)」を披露し、予約注文開始。搭載するエンジンはV型6気筒3.5L。生産拠点は日産自動車と東風汽車との合弁会社である東風汽車有限公司の湖北省 襄樊(じょはん)乗用車工場。
同月 一部改良。3500ccの「350JK」が廃止され、最上級グレードの「350JM」はカーナビゲーションシステム、インテリジェントキーなどが標準装備となる。これによって350JMは5万円値上げされたが、350JMの標準装備品はほかのグレードで選ぶとなると合計で30万円以上になるので、実質上の値下げとも言える。また全グレードにプラズマクラスターイオンエアコンが標準装備され、JM系には本革シートがオプション設定される。
2004年7月 タイでの販売を開始。
2005年1月 「230JK P-コレクション」、「250JK FOUR P-コレクション」を追加。
2005年2月 パキスタンへ輸出開始。現地名は「セフィーロ」。
2005年12月 マイナーチェンジ。
マイナーチェンジにより、ファインビジョンメーターが白基調になり、プラズマクラスターイオンエアコンはJK系でオプション設定となる(JM系とM-Collectionは従来どおり標準装備)。アルミホイールのデザインが16・17インチともに変更された。そして、JM系に設定されていた本革シートの設定が無くなった。
2006年4月 「230JM モダンコレクション」を追加。
2006年12月 「オートカラーアウォード2007」グランプリ賞。[ミスティグリーン(TPM)/ワイマラナー]
2006年12月 「230JK P-コレクション?」、「250JK FOUR P-コレクション?」を追加。
ティアナと言えば、オットマンシートが装備と言われるほどオットマンシートを目的に購入する人も多く、特に女性層からの支持が強い。丸みを帯びたフォルム(非ハードトップ)のためフーガやスカイラインに目を向くが、日産独自の技術であるVQエンジンや、大排気量車では世界初であるマニュアルモード付エクストロニックCVT(3500cc車のみ)が搭載されるなど、先進技術も積極的に取り入れ、日産の開発陣のティアナへの意気込みが感じられる。BestValueに選ばれるほど価格を下げ、走り重視の車ではなく静かな「モダンリビング」を全面的に出している。
ルノーの傘下となって再生を果たした2003年に販売されたことに対しても、ティアナから日産の次へのステップ・アップ(SHIFT精神)が伺える、代表車なのかもしれない。

日産・アルティマの姉妹車及びアジア市場向けバージョンとしてのキャラクター性のある車種である。
エンジン・ミッション
エンジンは3種類。
VQ35DE型・V6・3500cc(231ps)
VQ23DE・V6・2300cc(173ps)
QR25DE型・直4・2500cc(165ps)(4WD用)
トランスミッションは6速マニュアルモード付きCVT「エクストロニックCVT-M6」(3500cc)または電子制御4速オートマチック「E-ATx」(2300・2500cc)を採用。
グレード構成
230JK・250JK FOUR
標準グレード。パールスエードシートクロスや、電動オットマン、パワーシートは装備しない。
230JM・350JM・250JM FOUR
上級グレード。パールスエードシートクロスや、電動オットマンを装備する。オプションで電動リアサンシェードも設定されている。最上級グレード「350JM」はカーナビやインテリジェントキー、VDC(横滑り防止機構)も標準装備する。
230JK M-Collection
中間グレード。装備は230JMに準じるが、電動リアサンシェードは選べない。また、ステアリングとシフトレバーは230JKに準じる。ネーミングからして特別仕様車のようだが、れっきとしたカタログモデル。
230JM Modern Collection (2006年4月27日発売。P-Collection?が発売する同年12月18日までの特別仕様車)
上級グレード。装備は230JMをベースに、電動リアサンシェード、215/55R17 93Vタイヤ&17インチアルミホイール、ワイマラナー&パールスエードシートを特別装備。
230JK・250JK FOUR P-Collection? (2006年12月19日発売の特別仕様車)
標準グレード。装備は230JK・250JK FOURをベースに、運転席パワーシート、プラズマクラスターイオン・フルオートエアコンを特別装備。
J31型 (2003年-)
2003年2月 「セフィーロ」と「ローレル」の統一後継車種の位置付けで登場。初代セフィーロから数えると4代目、初代ローレルから数えると9代目にあたる。
日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞「Best Value」を受賞。最近の車にはない、洗練されたデザインも評価を受けている。
キャッチコピーは「クルマにモダンリビングの考え方。」「SHIFT_interior」。
そのキャッチコピー通り、モダニズムのデザインを取り入れたインテリアが特徴。自動車購入の主導権を握る主婦を照準にしたと言われ、実際助手席の居住性をアピールするCMも打たれた。価格もこのクラスとしては比較的廉価なこともあって、好評を博している。
2003年10月 オーテックジャパンの手による特別仕様車「アクシス」を追加。
2004年6月 北京モーターショーにて中華人民共和国向け「ティアナ(天籟(Tian Lai);籟は竹かんむりに頼)」を披露し、予約注文開始。搭載するエンジンはV型6気筒3.5L。生産拠点は日産自動車と東風汽車との合弁会社である東風汽車有限公司の湖北省 襄樊(じょはん)乗用車工場。
同月 一部改良。3500ccの「350JK」が廃止され、最上級グレードの「350JM」はカーナビゲーションシステム、インテリジェントキーなどが標準装備となる。これによって350JMは5万円値上げされたが、350JMの標準装備品はほかのグレードで選ぶとなると合計で30万円以上になるので、実質上の値下げとも言える。また全グレードにプラズマクラスターイオンエアコンが標準装備され、JM系には本革シートがオプション設定される。
2004年7月 タイでの販売を開始。
2005年1月 「230JK P-コレクション」、「250JK FOUR P-コレクション」を追加。
2005年2月 パキスタンへ輸出開始。現地名は「セフィーロ」。
2005年12月 マイナーチェンジ。
マイナーチェンジにより、ファインビジョンメーターが白基調になり、プラズマクラスターイオンエアコンはJK系でオプション設定となる(JM系とM-Collectionは従来どおり標準装備)。アルミホイールのデザインが16・17インチともに変更された。そして、JM系に設定されていた本革シートの設定が無くなった。
2006年4月 「230JM モダンコレクション」を追加。
2006年12月 「オートカラーアウォード2007」グランプリ賞。[ミスティグリーン(TPM)/ワイマラナー]
2006年12月 「230JK P-コレクション?」、「250JK FOUR P-コレクション?」を追加。
ティアナと言えば、オットマンシートが装備と言われるほどオットマンシートを目的に購入する人も多く、特に女性層からの支持が強い。丸みを帯びたフォルム(非ハードトップ)のためフーガやスカイラインに目を向くが、日産独自の技術であるVQエンジンや、大排気量車では世界初であるマニュアルモード付エクストロニックCVT(3500cc車のみ)が搭載されるなど、先進技術も積極的に取り入れ、日産の開発陣のティアナへの意気込みが感じられる。BestValueに選ばれるほど価格を下げ、走り重視の車ではなく静かな「モダンリビング」を全面的に出している。
ルノーの傘下となって再生を果たした2003年に販売されたことに対しても、ティアナから日産の次へのステップ・アップ(SHIFT精神)が伺える、代表車なのかもしれない。
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