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2025/06/16 02:24 |
ケータイ刑事、舞台化決定
BS―iの人気連続ドラマシリーズ「ケータイ刑事」が舞台化され、「ケータイ刑事 銭形海 ついに舞台だ〜演劇者殺人事件」の題で東京・赤坂レッドシアター(7月21〜29日)で上演されることになった。

出演は、7月7日スタートのテレビの第6シリーズ「ケータイ刑事 銭形海」で主演する大政絢(16)、パートナーの草刈正雄(54)ら。初舞台の大政は「不安な部分はありますが、自分なりに一生懸命頑張り、皆さんが楽しめるような舞台にしたい」と意気込んでいる。

ブレーク前の宮崎あおい(21)や堀北真希(18)が出演し若手女優の登竜門的作品としての評価も高い「ケータイ刑事」シリーズ。ドラマではオペラ仕立てや時代劇など様々な試みに挑戦しており、06年には映画化され、今年3月には第2弾も公開された。

プロデューサーの丹羽多聞アンドリウ氏は「今回はちゃんと興行する形でのケータイ刑事を試みました。観客を前にライブのケータイ刑事に挑戦し、ストライクゾーンをますます広げていきたい」と舞台化の意欲を語る。舞台はオリジナルのストーリーで、赤坂で殺人事件が起き観客も容疑者となる「客席参加型舞台」として展開していく。

ケータイ刑事シリーズの原型は、2000年放送のTBSドラマ『悪いオンナ「ルーズソックス刑事」』である。2005年11月からは「TBS BooBo BOX」で、ケータイ刑事シリーズのベストセレクションが有料でネット配信されている。2006年1月1日から放送された『ケータイ刑事 銭形雷』では、前4作品において共通であった相棒や鑑識といった主要キャストは全て一新された。

2006年2月4日には、ケータイ刑事シリーズの劇場版作品『ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状』が公開され、2007年3月10日には劇場版作品第2弾として『ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森』が公開された。7月からは新シリーズ『ケータイ刑事 銭形海』も予定されている。

警視総監を祖父に持つIQ180の10代の女の子が、携帯電話を武器に難事件を解決する刑事ドラマシリーズ。当初、犯人逮捕の際に携帯電話を犯人に投げつけるという案があったが、番組スポンサーのNTTドコモからのNGで、結局、携帯ストラップを用いることになり、現在ではケータイ刑事が実際に「ケータイ」を使用するのは事件発生時に指令を受けるときがメインである。但し本作のプロトタイプとなった『悪いオンナ「ルーズソックス刑事」』では、携帯電話本体を直接投げていた。また犯人が携帯電話を使うことはほとんどない。

特徴としては、強烈なキャラクターやあからさまなパロディなど、エンターテイメント性に振った作風や、ワンシーンワンカット、公開収録、ミュージカル仕立て、時代劇など、実験的な演出が多数行われていることが挙げられる。同じ役者が違う役で何度も登場したり、特に同じ役者が犯人役と被害者役で2週連続で登場するなど、通常の刑事ドラマでは有り得ない演出が多数あることも特徴といえる。シリーズ開始当初は、他作品のパロディと思われるシーンは少し登場する程度であった。コメディの要素が強くなるのは、『ケータイ刑事 銭形泪』2ndシリーズからである。但し、ミステリーの要素を消し去ったわけではない。また、アドリブの多用や、出演者がVサインを決める、笑顔を作る、歩く時等に頻繁にSEが入るのも特徴のひとつである。

ミステリーとしては「トリック当て」が多い。とはいえ「犯人当て」もある。現場状況や消去法などにより犯人は早く分かるのだが、トリックが解明できないためラストまで逮捕できないエピソードが多い。

このドラマの主演女優は、その後、映画やドラマで重要な役柄を担当していることから、宮崎あおい、黒川芽以の2人は本作出演以前からキャリアを積んでいるとはいえ、若手女優の登竜門的色合いが強い作品である。主役の相棒を務める刑事は、過去に放送された刑事ドラマに登場した刑事と同一の役者が同一の役名で演じている。

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2007/06/02 13:44 | 未分類

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