昆虫綱甲虫目クワガタムシ科に属する分類群。比較的大型の種も含むが、雌雄二形はあまり著しくなく、雄のあまり発達しない大アゴは、直線的に反りあがる。分子系統解析ではミヤマクワガタ属と近縁であることが示唆されている。
東アジアから東南アジアに生息するが、もともと目立たない種類であるため、日本のもの以外はほとんど知られていない。
オニクワガタ Prismognathus angularis
ブナを好むことが知られている。普通種ではあるが、詳細な情報はあまりない。
原名亜種 P.a.angularis Waterhouse, 1974 - 北海道、本州、佐渡島、四国、樺太に分布。
キュウシュウオニクワガタ P.a.morimotoi Y.Kurosawa, 1975 - 九州に生息する。体が太くなるが、わける程の差異でもないとする意見もある。
ヤクシマオニクワガタ Prismognathus tokui Y.Kurosawa, 1975
屋久島に生息する。大アゴには湾曲がある。オニクワガタの亜種に含める場合もある。情報不足(DD)(環境省レッドリスト)に指定されている。
キンオニクワガタ Prismognathus dauricus (Motschulsky, 1860)
海外では東シベリア、中国東北地方、朝鮮半島、済州島に分布し、日本では対馬に生息する。オニクワガタよりも大きく3cm強にもなり、オニクワガタ属中最長。大アゴも直線的に、オニクワガタ属にしては比較的長く伸びる。名前に「キンイロ」とあるが、艶があるため言われてみればそう見えなくもないものの、オウゴンオニクワガタ属のように金色というわけではない。寿命がとても短いとか、樹液には集まらないなどといわれているが、詳しい生態はわかっていない。準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)に指定されている

東アジアから東南アジアに生息するが、もともと目立たない種類であるため、日本のもの以外はほとんど知られていない。
オニクワガタ Prismognathus angularis
ブナを好むことが知られている。普通種ではあるが、詳細な情報はあまりない。
原名亜種 P.a.angularis Waterhouse, 1974 - 北海道、本州、佐渡島、四国、樺太に分布。
キュウシュウオニクワガタ P.a.morimotoi Y.Kurosawa, 1975 - 九州に生息する。体が太くなるが、わける程の差異でもないとする意見もある。
ヤクシマオニクワガタ Prismognathus tokui Y.Kurosawa, 1975
屋久島に生息する。大アゴには湾曲がある。オニクワガタの亜種に含める場合もある。情報不足(DD)(環境省レッドリスト)に指定されている。
キンオニクワガタ Prismognathus dauricus (Motschulsky, 1860)
海外では東シベリア、中国東北地方、朝鮮半島、済州島に分布し、日本では対馬に生息する。オニクワガタよりも大きく3cm強にもなり、オニクワガタ属中最長。大アゴも直線的に、オニクワガタ属にしては比較的長く伸びる。名前に「キンイロ」とあるが、艶があるため言われてみればそう見えなくもないものの、オウゴンオニクワガタ属のように金色というわけではない。寿命がとても短いとか、樹液には集まらないなどといわれているが、詳しい生態はわかっていない。準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)に指定されている

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