北海道土産の代表格「白い恋人」の賞味期限改ざん問題で思わぬ余波が出た。販売停止中の同商品がネットオークション上で高値で取引されていることが18日、分かった。製造元の石屋製菓(本社・札幌)が工場の操業停止、全商品回収の措置を取り、商品が店頭から一斉に消えたため“プレミア化”したと見られる。騒動を逆手に取った商売に同社は「何とも言いようがないですね」と困惑している。
消えた“恋人”にラブコール!? インターネットの「ヤフーオークション」上で、渦中のスイーツ「白い恋人」が相次いで出品された。
18日夕方までに定価1260円の24枚入りの商品に4400円、945円の18枚入りに3400円の入札があった。商品説明には「入手困難」の文字が躍り、中には定価の4倍近い値がつくなど、大半は定価を上回る金額がついていた。
白い恋人
ある年の師走、当時の石屋製菓社長が近くの公園から歩くスキーを終えて会社に戻ってきたときの「白い恋人たちが降ってきたよ」という何気ない一言が、商品名の由来。
1976年12月に発売された。商品の色が白いことが北海道の雪景色を連想させることや、北海道限定販売にしたことが功を奏し、出張や旅行の際の土産品として人気を得た。現在では年間約2億枚を売り上げるまでになり、北海道の土産と言えば白い恋人とも言われる。土産品の単品売り上げでは赤福(三重県)に次いで全国2位とされる。
また、オーダーメイドで、「白い恋人」の製品パッケージに顔写真等を入れられるサービスなどもある。
1997年には、姉妹商品として「白い恋人チョコレートドリンク」が発売された。
石屋製菓がJ2コンサドーレ札幌のオフィシャルスポンサーであるため、ユニフォームの胸の位置に「白い恋人」のロゴが入っている(背中にロゴがある年もある)。
札幌市西区にある「白い恋人パーク」という施設には、「白い恋人」の生産工場や、チョコレートの歴史や美術品などを見学できる「イシヤチョコレートファクトリー」、コンサドーレ札幌の練習場やクラブハウスなどが設けられている。旧国道5号の発寒川ほとりにはコンサドーレのユニフォームをイメージした巨大な広告塔が建てられている。

消えた“恋人”にラブコール!? インターネットの「ヤフーオークション」上で、渦中のスイーツ「白い恋人」が相次いで出品された。
18日夕方までに定価1260円の24枚入りの商品に4400円、945円の18枚入りに3400円の入札があった。商品説明には「入手困難」の文字が躍り、中には定価の4倍近い値がつくなど、大半は定価を上回る金額がついていた。
白い恋人
ある年の師走、当時の石屋製菓社長が近くの公園から歩くスキーを終えて会社に戻ってきたときの「白い恋人たちが降ってきたよ」という何気ない一言が、商品名の由来。
1976年12月に発売された。商品の色が白いことが北海道の雪景色を連想させることや、北海道限定販売にしたことが功を奏し、出張や旅行の際の土産品として人気を得た。現在では年間約2億枚を売り上げるまでになり、北海道の土産と言えば白い恋人とも言われる。土産品の単品売り上げでは赤福(三重県)に次いで全国2位とされる。
また、オーダーメイドで、「白い恋人」の製品パッケージに顔写真等を入れられるサービスなどもある。
1997年には、姉妹商品として「白い恋人チョコレートドリンク」が発売された。
石屋製菓がJ2コンサドーレ札幌のオフィシャルスポンサーであるため、ユニフォームの胸の位置に「白い恋人」のロゴが入っている(背中にロゴがある年もある)。
札幌市西区にある「白い恋人パーク」という施設には、「白い恋人」の生産工場や、チョコレートの歴史や美術品などを見学できる「イシヤチョコレートファクトリー」、コンサドーレ札幌の練習場やクラブハウスなどが設けられている。旧国道5号の発寒川ほとりにはコンサドーレのユニフォームをイメージした巨大な広告塔が建てられている。

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