ミリタリー色が強く、ハードボイルドな世界設定が多くの視聴者を魅了したアニメ『装甲騎兵ボトムズ』。この作品が、プレイステーション2で完全再現される。本作は100年続いた戦争後の荒れ果てた世界で、アーマード・トルーパー(以下、AT)という量産型のロボットを駆る兵士として戦うアクションゲーム。ATの挙動や戦いかたが原作と同様に描かれるなど、原作の雰囲気を満喫できる演出が多数用意されている。もちろん、戦場でATを乗り捨てたり、敵のATを奪ったりして自由に乗り換えることもできる。原作同様、主人公のキリコが味わう果てのない"地獄"を、その手で体感しよう!!
バンダイナムコゲームス
対応機種 プレイステーション2
発売日 2007年秋発売予定
価格 価格未定
ジャンル アクション / アニメ・ロボット
備考 開発:ユークス
装甲騎兵ボトムズ
高橋良輔が『太陽の牙ダグラム』(1981年 - 1983年)にひきつづき手がけたテレビアニメである。
本作は企画当初、制作会社であるサンライズ側からバトリングを中心に描かれる作品として提案されたが、前作のミリタリー色の強い玩具・プラモデルの売り上げが大変好調だったことにより、よりミリタリー色を強め、ストーリーを広げるようスポンサーであるタカラから要望が出された。これは結果的に制作側の演出意図と上手くシンクロし、主人公格のロボットを設定せず、登場人物が乗るアーマード・トルーパー(AT)はすべて全高4メートル程度の小さな使い捨ての量産兵器となり、当時のロボットアニメとしては型破りの世界観が完成した。こうして、1979年の『機動戦士ガンダム』に始まるサンライズのリアルロボット路線は本作で一つの頂点に達し、「リアルロボットアニメの最高峰」とも呼ばれた。現在でも本作を愛好するファンは多く、2005年頃に鍛造職人・倉田光吾郎が私的に原寸大のスコープドッグ・ブルーティッシュ・カスタムを製作し、後にサンライズに公認されて話題となった事などは、それを最も端的に示した例と言えるだろう。 作品の独特でリアリティ溢れる世界観を信奉するあまり、それ以外の要素(特にATのデザインなど)の流入を認めないファンも存在し、そのため一部でボトムズファンは保守・排他的とも言われるがそれはそれだけファンの"濃さ"を表しているとも言え、一概に否定できるものではないだろう。
このようなリアル指向の作風が真っ先に想起される一方、本作には様々なSF・冒険映画を巧みに引用し(「引用された作品(映画・小説)」参照)、主人公キリコ及びパーフェクト・ソルジャーに超人的な性格を与えるなど、娯楽映画のダイジェストのようなエンターテインメントを狙った側面がある。一部には「引用・剽窃が多い」などという意見も存在する様だが、一般的な評価としてはこれらの要素は本作の高いオリジナリティを損ねるものでは無く、むしろ本作の位置づけをユニークなものにしているといった結論が優勢である。
現在はビデオ・DVD以外にも、CS放送やネット動画配信サービス(バンダイチャンネルなど)で視聴可能である。
あらすじ
アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。その百年戦争の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公「キリコ・キュービィ」は、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。その作戦中にキリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。その逃走と戦いのなか、その陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生にかかわる更なる謎の核心に迫っていく。

バンダイナムコゲームス
対応機種 プレイステーション2
発売日 2007年秋発売予定
価格 価格未定
ジャンル アクション / アニメ・ロボット
備考 開発:ユークス
装甲騎兵ボトムズ
高橋良輔が『太陽の牙ダグラム』(1981年 - 1983年)にひきつづき手がけたテレビアニメである。
本作は企画当初、制作会社であるサンライズ側からバトリングを中心に描かれる作品として提案されたが、前作のミリタリー色の強い玩具・プラモデルの売り上げが大変好調だったことにより、よりミリタリー色を強め、ストーリーを広げるようスポンサーであるタカラから要望が出された。これは結果的に制作側の演出意図と上手くシンクロし、主人公格のロボットを設定せず、登場人物が乗るアーマード・トルーパー(AT)はすべて全高4メートル程度の小さな使い捨ての量産兵器となり、当時のロボットアニメとしては型破りの世界観が完成した。こうして、1979年の『機動戦士ガンダム』に始まるサンライズのリアルロボット路線は本作で一つの頂点に達し、「リアルロボットアニメの最高峰」とも呼ばれた。現在でも本作を愛好するファンは多く、2005年頃に鍛造職人・倉田光吾郎が私的に原寸大のスコープドッグ・ブルーティッシュ・カスタムを製作し、後にサンライズに公認されて話題となった事などは、それを最も端的に示した例と言えるだろう。 作品の独特でリアリティ溢れる世界観を信奉するあまり、それ以外の要素(特にATのデザインなど)の流入を認めないファンも存在し、そのため一部でボトムズファンは保守・排他的とも言われるがそれはそれだけファンの"濃さ"を表しているとも言え、一概に否定できるものではないだろう。
このようなリアル指向の作風が真っ先に想起される一方、本作には様々なSF・冒険映画を巧みに引用し(「引用された作品(映画・小説)」参照)、主人公キリコ及びパーフェクト・ソルジャーに超人的な性格を与えるなど、娯楽映画のダイジェストのようなエンターテインメントを狙った側面がある。一部には「引用・剽窃が多い」などという意見も存在する様だが、一般的な評価としてはこれらの要素は本作の高いオリジナリティを損ねるものでは無く、むしろ本作の位置づけをユニークなものにしているといった結論が優勢である。
現在はビデオ・DVD以外にも、CS放送やネット動画配信サービス(バンダイチャンネルなど)で視聴可能である。
あらすじ
アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。その百年戦争の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公「キリコ・キュービィ」は、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。その作戦中にキリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。その逃走と戦いのなか、その陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生にかかわる更なる謎の核心に迫っていく。

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