2007年7月30日、マイクロビジョンはアミューズメント型ネットワークコミュニケーションサービス『ViZiMO』(ビジモ)を発表した。『ViZiMO』は従来のSNS(ソーシャルネットワークサービス)に仮想空間の作成、および仮想空間でのコミュニケーション機能をプラスした新型コミュニケーションサービス。本日より人数限定のクローズドβテストが開始され、2007年10月にオープンβテスト、2008年初旬に正式サービスが予定されている。
『ViZiMO』は会員制のサービスとなっており、ユーザーになるには既存会員からの招待が必要。各ユーザーは専用ページを持つことができ、日記を書いたりコミュニティに参加できる。またViZiKIT(ビジキット)と呼ばれるツールを使用してViZiルーム(仮想空間)の作成が可能。作成方法はとってもシンプルで、あらかじめ用意されているオブジェクトを配置していくだけでよい。オブジェクトは家や街灯、車、ボール、銃など約100種類。完成したViZiルームは即時ネットワーク上にアップロードされる。
ViZiルームには最大4人のユーザーが参加でき、自分の分身となるViZiキャラを操作して移動やコミュニケーションを行う。ViZiキャラには多彩なアクションが設定されており、イスに座る、ボールを投げる、ブランコに乗る、車を運転することも可能。また自社開発の物理エンジンにより、ViZiルーム内にあるすべてのオブジェクトは物理法則にのっとって動く。たとえば積んである木箱を蹴るとガラガラと崩れ、傾斜のある場所にボールを置けばコロコロと転がっていく。この物理法則を利用することで野球やカーレース、障害物競走のようなゲームを作成できるという。
発表に先立ちマイクロビジョン代表取締役 青沼実氏、開発部 清水利幸氏、企画営業部 長島進之介氏に話をうかがえた。青沼氏によると開発がスタートしたのは約4年前。”仮想空間を提供するサービスがしたい”という思いを実現するため、清水氏を中心とした少数の精鋭スタッフにより3Dエンジン、物理エンジン、ネットワークエンジンの研究を開始。半年ほどでプロトタイプは完成したという。『ViZiMO』の位置づけとしては”ユーザーが投稿するゲームポータルサイト”とし、「アート的なものやオチがあるユニークなものなど、ユーザーそれぞれの自己表現の場にしてほしい」とのこと。なお『ViZiMO』というタイトルだが、Virtual(仮想)、Zillion(無数)、Multiplayer Online(マルチプレイヤーオンライン)という3つの言葉からきているという。
『ViZiMO』の入り口となるSNSについては長島氏より解説が行われた。『ViZiMO』のトップページには人気のあるViZiルーム、最新のViZiルーム、人気のある作者、人気のあるコミュニティなどが表示される。またViZiルームには評価やコメントをつけることができ、コメントをつけたユーザーのページへのリンクも自動的に貼られる。ユーザーどうしが活発に交流できる仕組みが多数取り入れられているとのこと。
清水氏は実際にViZiKITを使用しながらデモを実施してくれた。「ブロックや積み木を置いていく感覚で作れます」という言葉のとおり、マウスでオブジェクトをドラッグ&ドロップするだけで設置は完了。机やボールが置かれているシンプルなViZiルームながら、ものの1分で作業は終了した。もっと作り込みたいというユーザーのために制限時間や点数を表示させたり、ViZiキャラの移動速度とジャンプ力の設定、背景やBGMの変更など、詳細な設定も行えるようになっている。
青沼氏は今後のビジョンとして、ユーザーがオブジェクト自体を作れるツールの提供や、自作オブジェクトの売買を行えるようにしたいという。またすぐれたクリエイターの発掘にも力を注いでいくとのこと。プログラムの知識がなくてもアイデアしだいでユニークなViZiルームを作れてしまう『ViZiMO』。サービスが開始された際、どのようなViZiルームが出てくるのが非常に楽しみ。
『ViZiMO』は会員制のサービスとなっており、ユーザーになるには既存会員からの招待が必要。各ユーザーは専用ページを持つことができ、日記を書いたりコミュニティに参加できる。またViZiKIT(ビジキット)と呼ばれるツールを使用してViZiルーム(仮想空間)の作成が可能。作成方法はとってもシンプルで、あらかじめ用意されているオブジェクトを配置していくだけでよい。オブジェクトは家や街灯、車、ボール、銃など約100種類。完成したViZiルームは即時ネットワーク上にアップロードされる。
ViZiルームには最大4人のユーザーが参加でき、自分の分身となるViZiキャラを操作して移動やコミュニケーションを行う。ViZiキャラには多彩なアクションが設定されており、イスに座る、ボールを投げる、ブランコに乗る、車を運転することも可能。また自社開発の物理エンジンにより、ViZiルーム内にあるすべてのオブジェクトは物理法則にのっとって動く。たとえば積んである木箱を蹴るとガラガラと崩れ、傾斜のある場所にボールを置けばコロコロと転がっていく。この物理法則を利用することで野球やカーレース、障害物競走のようなゲームを作成できるという。
発表に先立ちマイクロビジョン代表取締役 青沼実氏、開発部 清水利幸氏、企画営業部 長島進之介氏に話をうかがえた。青沼氏によると開発がスタートしたのは約4年前。”仮想空間を提供するサービスがしたい”という思いを実現するため、清水氏を中心とした少数の精鋭スタッフにより3Dエンジン、物理エンジン、ネットワークエンジンの研究を開始。半年ほどでプロトタイプは完成したという。『ViZiMO』の位置づけとしては”ユーザーが投稿するゲームポータルサイト”とし、「アート的なものやオチがあるユニークなものなど、ユーザーそれぞれの自己表現の場にしてほしい」とのこと。なお『ViZiMO』というタイトルだが、Virtual(仮想)、Zillion(無数)、Multiplayer Online(マルチプレイヤーオンライン)という3つの言葉からきているという。
『ViZiMO』の入り口となるSNSについては長島氏より解説が行われた。『ViZiMO』のトップページには人気のあるViZiルーム、最新のViZiルーム、人気のある作者、人気のあるコミュニティなどが表示される。またViZiルームには評価やコメントをつけることができ、コメントをつけたユーザーのページへのリンクも自動的に貼られる。ユーザーどうしが活発に交流できる仕組みが多数取り入れられているとのこと。
清水氏は実際にViZiKITを使用しながらデモを実施してくれた。「ブロックや積み木を置いていく感覚で作れます」という言葉のとおり、マウスでオブジェクトをドラッグ&ドロップするだけで設置は完了。机やボールが置かれているシンプルなViZiルームながら、ものの1分で作業は終了した。もっと作り込みたいというユーザーのために制限時間や点数を表示させたり、ViZiキャラの移動速度とジャンプ力の設定、背景やBGMの変更など、詳細な設定も行えるようになっている。
青沼氏は今後のビジョンとして、ユーザーがオブジェクト自体を作れるツールの提供や、自作オブジェクトの売買を行えるようにしたいという。またすぐれたクリエイターの発掘にも力を注いでいくとのこと。プログラムの知識がなくてもアイデアしだいでユニークなViZiルームを作れてしまう『ViZiMO』。サービスが開始された際、どのようなViZiルームが出てくるのが非常に楽しみ。
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