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2025/04/20 18:25 |
多摩川でヤマメ最盛期
渓流釣りが最盛期を迎えている。水温が上がりヤマメなどの渓流魚が活発に餌を追うようになった。東京・青梅市内を流れる多摩川で竿を出すと、20センチオーバーの良型が上がった。美しい新緑を眺めながら釣りができるので、楽しさは倍増。

山は新緑で覆われ、川からはせせらぎが聞こえてくる。初夏を思わせる気候に、魚たちは元気に餌を追ってきた。

水深80センチほどの瀬に餌を流すと、モゾッという魚信が伝わってきた。竿を立てると、魚は下流へ向かって泳ぎだした。鋭い引きに耐えていると、今度は魚は上流へ。タモ網に入ったのは23センチのヤマメだった。魚体の幅は5センチほどあり、尾ビレが大きい。

正午を過ぎてから増水してくると、魚の活性が一気に上がった。

多摩川は水が澄んでいるため、魚の警戒心は強い。特に天然魚は日中は水深のあるフチにいて、夕方になると瀬に出て餌を追う。

ヤマメ
サケ目サケ科に属する魚であるサクラマスのうち、海に下らずに、一生を河川で過ごす個体群のこと。

北海道から九州までの川の上流などの冷水域に生息する。サクラマスには、成長とともに海に下る「降海型」のサクラマスと、河川にとどまる「陸封型」の個体があり、陸封型のサクラマスがヤマメである。分類については、サクラマスを参照のこと。

ヤマメは、北海道、東北地方では「ヤマベ」とも呼ばれる。2年魚でも全長は20cm程にしかならないが、ダム湖などに下り再び遡上してくるものは40cmに達するものもいる。秋期に河川上流域で1腹200粒ほどの産卵をするので、保護を目的として、漁協や県などの自治体などが管理する河川では10月以降が禁漁期間となっている。

体の側面に上下に長い「木の葉・小判状」の斑紋模様(パーマーク)があるのが特徴で、成長とともに次第に薄くなり、30〜40cmクラスになると、サクラマスのような銀色に近い魚体となる。繁殖期になると、体全体が黒っぽくなり、また薄い桃色から濃い紅色までの婚姻色が体側からヒレなどに不定形に表れる。

イワナと同様現在一般に各地で見られるヤマメは、その多くが養魚繁殖魚を放流したものであり、これがその地域に本来生息していた個体と混血し、純粋な地域型個体が残っている河川はかなり少ないと考えられている。また、アマゴの生息域にヤマメが放流され、ヤマメに置き換わっている水域や逆にヤマメの生息域にアマゴが放流されアマゴに置き換わっている水域や在来種のイワナなどとは、自然状態で交雑が行われており、雑種が生息している地域があり問題となっている。

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2007/05/06 17:56 | 未分類

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