魔法使いの少年ハリーが繰り広げる冒険が世代を超え驚異的な人気を集める、英国の世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズ完結編となる第7話がロンドン時間の21日未明(日本時間同日朝)、英国、オーストラリア、シンガポールなど世界約90か国で一斉に発売された。各地の書店には魔法使いに扮(ふん)したファンらが殺到、手にした本を早速読み始める光景も見られた。日本でも21日朝、大手書店で発売イベントが行われた。
著者の英作家J・K・ローリングさんが、ハリーが死亡する可能性に言及したため、死亡する登場人物は誰かなど物語の筋書きをめぐる議論を呼んだ。全世界で2000万部の販売が見込まれ、日本語版翻訳者の松岡佑子さんによると、完結編の日本語版出版には10か月から1年かかるという。
第7話のタイトルは「ハリー・ポッター・アンド・ザ・デスリー・ハロウズ(仮題=ハリー・ポッターと死の秘宝)」。 ロンドン中心部の書店前には発売3日前からファンが並び、欧州各国からも駆け付け、約5000人が長い行列をつくった。中には、黒い円すい形の帽子をかぶった愛読者の姿も。香港の書店でも、シリーズ6話までを読破しているという少年(13)が「早く家に帰って読みたい」と話し、分厚いハードカバーを抱えながら、両親とともに家路に就いた。
ハリー・ポッター
20世紀末のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学園生活や、ハリーの父母を殺害した仇でもあり、世界の支配を企む強大な魔法使いヴォルデモートとハリーとの戦いを描いた物語。
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』がロンドンのブルームズベリー出版社から1997年に刊行されると、全く無名の新人による初作であるにもかかわらず、瞬く間に世界的ベストセラーになった。子供のみならず多数の大人にも愛読され、児童文学という分野を越えた文学作品として、世界的な社会現象となった。

著者の英作家J・K・ローリングさんが、ハリーが死亡する可能性に言及したため、死亡する登場人物は誰かなど物語の筋書きをめぐる議論を呼んだ。全世界で2000万部の販売が見込まれ、日本語版翻訳者の松岡佑子さんによると、完結編の日本語版出版には10か月から1年かかるという。
第7話のタイトルは「ハリー・ポッター・アンド・ザ・デスリー・ハロウズ(仮題=ハリー・ポッターと死の秘宝)」。 ロンドン中心部の書店前には発売3日前からファンが並び、欧州各国からも駆け付け、約5000人が長い行列をつくった。中には、黒い円すい形の帽子をかぶった愛読者の姿も。香港の書店でも、シリーズ6話までを読破しているという少年(13)が「早く家に帰って読みたい」と話し、分厚いハードカバーを抱えながら、両親とともに家路に就いた。
ハリー・ポッター
20世紀末のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学園生活や、ハリーの父母を殺害した仇でもあり、世界の支配を企む強大な魔法使いヴォルデモートとハリーとの戦いを描いた物語。
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』がロンドンのブルームズベリー出版社から1997年に刊行されると、全く無名の新人による初作であるにもかかわらず、瞬く間に世界的ベストセラーになった。子供のみならず多数の大人にも愛読され、児童文学という分野を越えた文学作品として、世界的な社会現象となった。

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