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2025/05/06 11:15 |
トヨタ・セリカ
A20系(1970年-1977年)
フォード・マスタングのヒットに倣って、1970年12月にデビューした量産車としては日本初のスペシャリティカー(これまでにもスペシャリティカーとして、プリンス・スカイラインスポーツやシルビアが存在したが、大変高価だった)。ヤマハ製の名機2T-G型エンジンを積んだ最上級モデルの1600GTを除いては特定のグレードを持たず、それぞれ3種のエンジン・トランスミッション・外装と、8種の内装をユーザーの好みによって組み合わせる"フルチョイス・システム"の導入が話題を呼んだ(ただし、1973年4月にリフトバックをシリーズに追加したのに伴い、このフルチョイス・システムは廃止された)。キャッチコピーは「恋はセリカで」。CMソングは小林亜星の作曲である。ちなみに、このA20系セリカの2ドアハードトップは「ダルマ・セリカ」の愛称で親しまれた。

1973年4月にはテールゲートを備えたLB(リフトバック)が登場している。モデル末期の1977年には特別仕様車として、「ブラックセリカ」も登場した。

WRC(Group 2)には最高出力を135psまで上げたTA22型で参戦(1972年-1973年)、RACラリー9位。1976年からはRA20型をベースにした車両(エンジンは独シュニッツァー社が製作、18R-Gを1968ccにボアアップ、最高出力200ps)に変更、1978年まで戦う。


A40・50系(1977年-1981年)
1977年8月、2代目にフルモデルチェンジ。先代と同じくカリーナと共通のフロアパンに2ドアクーペ、あるいはリフトバック(LB)と呼ばれる、3ドアボディの組み合わせであるが、先代がいずれもセンターピラーのないハードトップだったのに対し、双方ともピラーを備えていた。

キャッチコピーは「友よ、答えは風の中にあった」。

1978年3月には、リフトバックにサンルーフ付きを加え、翌4月には米国市場における対フェアレディZを主眼にした上級モデルのスープラ/セリカXXが登場する。

1979年、マイナーチェンジ。フロントグリルが変更され、ヘッドライトが角型4灯になる。CMでは当時、自動車排出ガス規制の影響でSOHCエンジンを搭載せざるを得なくなったライバルの日産・スカイラインが「GT」を名乗っていた事に対しての比較広告として「名ばかりのGT達は、道をあける。」のコピーが用いられ、DOHCの優位性をアピールした。CMソングはローリング・ストーンズの「サティスファクション」(なお、この曲は後にヴォクシーのCMでも使われ、Sly&Robbie+All starsがカバーしている)。しかし、そのスカイラインも1980年にターボモデルを設定すると、応酬比較広告として「今、スカイラインを追うものは誰か」のコピーにて対抗するなど、スカイラインとの競争が激しかったモデルでもあった。

モデル末期の1980年8月にはGT系のリアサスペンションがこれまでの4リンクコイルリジッド式から、XX同様、セミトレーリングアーム式に変更されたが、日産車のそれと比較してトラクションの掛かりが悪く、スライド(ドリフト)コントロール性でもリジッドに劣っていたため、評価は芳しくなかった。

WRC(Group 4)には1978年の1000湖ラリーからRA40型(最高出力230ps)が参戦する。1981年にはアイボリーコーストラリーにて最高位の準優勝を飾る。なお、1979年のRACラリーからDOHC4バルブのエンジン使用が許可されたため、ベース車両はRA63型に移行する。


A60系(1981年-1985年)
1981年7月にモデルチェンジした3代目は、より一層スペシャリティーカーの要素を強めて登場した。ソアラが誕生したことにより、こちらはXXシリーズも含めて、より若い世代へターゲットをシフトしている。直線的なラインで鋭いウェッジシェイプを描く4気筒系ボディは先代同様にリフトバック(LB)とクーペの2種類。

1982年にはWRC(Group B)ホモロゲーション用のGT-TSが200台販売された。

1982年まではRA63型(最高出力240ps)にて参戦していたWRCは、1983年からは日本初のツインカムターボエンジンである3T-GTEUを拡大した4T-GTEUをさらに2090ccまでボアアップし、怒涛の370psを搾り出すTA64型にてWRCに参戦。1984年から1986年まで、モンスターマシンが顔を揃える Group B 時代のサファリラリーで三連覇を飾った。


ST/AT160系(1985年-1989年)
1985年8月、4代目にモデルチェンジし前輪駆動への大変革となった。FFコロナ/カリーナのフロアパンをベースにしているため、セリカにはコロナクーペとカリーナEDという姉妹車も生まれた。スタイリングは、トヨタで流面形と呼ぶラインを採用。キャッチコピーは「流面形・発見さる」で、風紋がくっきり出た砂漠にセリカが置かれ、バックにプッチーニ作曲の「蝶々夫人」が流れる。1986年にはトヨタ初のベベルギア式フルタイム4WDである排気量2000ccのGT-FOUR(ST165型)が満を持して登場した。キャッチコピーは「流面形・極まる」で、テレビCMはレッドマイカ色のセリカが疾走するサイドボディーが映る内容となっている。

WRCではGroup Bが廃止された後、1987年にトヨタチームヨーロッパ(TTE)はスープラ(前期型・7M-GTEUを搭載し最高出力410ps)にて参戦、しかし成績は芳しくなかった。TTEはGroup Aで勝つために5000台の販売規定をクリアした1988年から、ST165型をベースとし、X-TRAC製6速ミッションを搭載したGT-FOURを投入した。そして1990年に、カルロス・サインツの手によって、日本車初のドライバーズタイトルを獲得することとなった。

4A-GE型エンジンを搭載した廉価版も用意されていた。

映画「私をスキーに連れてって」でスキー場をGT-FOURが走る1シーンがある。


ST180系(1989年-1993年)
1989年9月、フルタイム4WDを擁するセリカは5代目にモデルチェンジ。シャーシは先代をベースとしていながら、サスペンションのリファインが行なわれて剛性が上げられている。キャッチコピーは「WANTED・NEW CELICA」。CMにはエディ・マーフィーが出演した。1990年にはラインナップの追加として先代同様、輸出仕様車のみの設定のクーペボディを米国ASC社によって改造されたコンバーチブル、GT-FOURには前後ブリスタータイプのオーバーフェンダーによりワイドボディ化されたGT-FOUR A(アドバンス)が登場した。

1991年8月には、コンビランプや細部の意匠および、サイド・ドア・ビームなどの安全性や、トランスミッションのシンクロ強化などの変更を含むマイナーチェンジを実施。ST185H型となる。また、これによりGT-FOURは全車ワイドボディ(3ナンバー)となり、A(アドバンス)はラインナップより消滅した。そして同年9月には、ST18#系の最大のニュースとも言える、WRC用のホモロゲーションモデルであるGT-Four RC が発表された。RCとはラリー・コンペティションの略である。生産台数はグループA規定の5000台で、日本国内にはそのうち1800台が販売された。輸出モデルはカルロス・サインツ・リミテッドエディションと呼ばれる。

空冷インタークーラーとセラミックタービンを搭載したST185型は1989年に登場していたが、WRCへ参戦したのは1992年からである。ベース車両は水冷インタークーラーとメタルタービンを搭載し、ワイドボディ化とブレーキサイズ拡大によりタイヤ選択と制動力を高めたST185H型(GT-Four RC)。1993年には、宿敵ランチア・デルタ・インテグラーレを倒し、トヨタは初めてWRCのメイクスとドライバーズのダブルタイトルを掌中に収めた。


ST200系(1993年-1999年)
1993年10月に発表された6代目のセリカは、より一層高められたスポーツ性を特徴とした。全モデル3ナンバーサイズとなったシャシーは新しい設計で剛性が向上。重量は逆に20kg程度軽量化されている。1994年2月には、新しいWRCホモロゲーションモデルのGT-FOUR(ST205型)が登場。"WRC仕様車"という、国内限定2100台販売の限定車が用意された。このGT-FOURは、TTEのオベ・アンダーソン監督の意見を取り入れて造られていた。

1994年の1000湖ラリーから参戦予定だったST205型だが車両の開発状況が思わしくなく、オーストラリアでのデビューとなる。また、1995年にはターボリストリクターのレギュレーション変更が行われたため大型化したボディをパワーでカバーしていたST205型は苦戦を強いられた。そして最大の災難は、カタルニアでのリストリクター違反発覚である。これが基でWRCへの1年間の出場禁止処分がFIAによって下された。

HKSの手によってチューンされたST202型は日本産FF車として、初めて0→400m加速で10秒を切るタイムを叩きだした。

CMキャラクターとしてアンソニー・ホプキンスが登用され、「セリカは好きか?」と日本語でキャッチコピーを話した。

ZZT230系(1999年-2006年)
1999年10月にフルモデルチェンジ。トヨタアメリカのデザインチーム「CALTY」がデザインを手がけた、つり目が特徴。新設計のZZT系エンジンは先代から200ccスケールダウンした1800ccとなるも、トップグレードSS-IIが搭載する2ZZ-GE型エンジンは連続可変バルブタイミング・リフト機構(VVTL-i)を備え、190馬力を出力する。エントリーグレードのSS-Iは実用エンジンの1ZZ-FEを搭載しているが、専用チューンにより同型エンジンを積む車種の中で最も高い145psを出力する。なお、環境性能はSS-I・SS-IIともに☆1つの「平成12年基準排出ガス25%低減レベル」となっている。

GT-FOURのグレードが廃止され、カローラレビン/スプリンタートレノとの統合が図られたこともあって、ライトウェイトクーペへとコンセプト変更している。その結果、同グレードの先代から60〜90kgの軽量化を果たしている。特に、SS-IのMT車に至っては車両重量1090kgと、SS-IIのMT車よりも30kg軽く(スーパーストラットパッケージ車と比較で50kgの差)、単純にローグレード車と言い切れない軽量というメリットがある。カローラレビンが廃止された関係で値段も下がったと思われがちだが、SS-IIではそれほど値が下がらず同グレードのSS-IIスーパーストラットはZZT系の方が幾分か高くなっている(消費税抜き)。SS-Iでは、SS-IIと比べて内装・外装が適度に省略/簡略化する事で、何とか低価格を実現した。SS-IIとの差分は、1ZZ-FE(145ps)エンジン、リアはディスクでなくドラムブレーキ、電動格納が省略されたドアミラー、マニュアルエアコン・本皮でなくウレタンステアリングとウレタンシフトノブ・リアスポイラー無し、マフラーカッター無し。これにより、SS-Iは発売当初で標準価格は168万円(その後のマイナーチェンジにより価格が若干上がるが)を実現した。

ボディは前輪駆動専用設計(4WD「GT-FOUR」の設定はなし)となっており、ロングホイールベース、ショートオーバーハングとなり高速走行時の安定性向上が図られている。また、運動性を高めるため、前輪駆動専用設計であるにもかかわらずベースプラットフォームにビスタの4WD仕様を採用することでリア・サスペンション形式がバイザッハ・アクスル式ダブルウィッシュボーンとなっている。


セリカの終焉
日本での自動車に実用性が求められた事もあり、ミニバンやコンパクトカーの需要が高まった現在、折からのスペシャリティーカー市場の不振の煽りを受け、2006年4月をもって生産終了した。これと同時に、1970年から35年以上に渡って続いてきたセリカの車名も消滅する事になった。








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2006/12/15 14:06 | 未分類

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