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2025/06/15 15:20 |
トヨタ・オーリス
欧州においてカローラの属する車格「Cセグメント」(ゴルフ・フォーカス・シビック等のクラス)においては、4代目ゴルフが先導する形で、大型化が著しく進んできた。

近年の欧州市場に4代目ゴルフが火をつけたのは、元来必要十分な家族向け実用車であったこのクラスにおいても、性能や質感、居住性や安全性のより高い達成を求める嗜好の変化であった。

これに対し日本勢でも欧州戦略車として、既に大幅な拡大を図り尖鋭的なデザインを与えたマツダ3・ハッチバックや欧州専用ボディーのホンダシビック・ハッチバックが投入され、どちらも現地での大きな支持を得ているが、トヨタもこの流れを受け、従来Cセグメントにカローラシリーズ(欧州仕様は1,710ミリに拡幅されるが、いわゆる5ナンバー設計)を展開してきたのを改め、欧州の市場ニーズに焦点を絞った新しい戦略車種の投入を決めた。

こうして生まれたのが従来より大型となったこの「オーリス」で、カローラから独立したプラットフォームにより従来のカローラから拡大し、全幅が1760mmになった。2006年9月、パリサロンにおいて市販前提の先行車として展示された「オーリススペースコンセプト」が世界初公開である。

オーリスは日本においても「カローラランクス」および兄弟車「アレックス」の統一後継車種として日欧同一車名で導入されることとなり、2006年10月23日に同月の10代目カローラの発売に続き、欧州に先駆け登場した。拡大した車幅により、日本では全車いわゆる3ナンバーとなる。

また、カローラランクスはカローラ店の販売車種であったが、オーリスはネッツ店のみの販売となる。日本においてランクス・アレックスは、カローラシリーズの若年層向けバリエーション車種として展開されていたが、先のトヨタ販売店4系列の展開政策再定義を受け、世界戦略車であるオーリスに対し、より「先進性」のブランドイメージを構築すべく、おもに若年層・女性購入者の「新たな価値観」に訴求するチャネルと位置付けられるネッツ店単独車種としたといえる。

なお、主眼たる欧州市場での販売開始は2007年2月からとなる予定だが、車名が「オーリス」に一新されるため、セダンおよびステーションワゴンが販売されないフランス・イタリア等一部の欧州市場では「カローラ」の車名が消滅することとなる(セダン、ワゴンは引き続きカローラシリーズとなる)。一方で、オーストラリアとニュージーランド市場では引き続きカローラの車名を使用する。

このほか、日本において2006年12月に発売が開始されたブレイドは姉妹車となる。

2006年9月 市販モデルの発売に先駆け、パリサロンにて先行コンセプト「オーリススペースコンセプト」が世界初公開された。ショーモデルの車体色は金色。
2006年10月23日 初代オーリス、日本において発売。プレミアム感のあるハッチバックがコンセプトで、同クラス車は日産・ティーダやマツダ・アクセラスポーツとなる。エンジンは1.5Lがプレミオやヴィッツ、カローラシリーズなどに使われている1NZ-FE型エンジン、1.8Lは10代目カローラアクシオおよび2代目カローラフィールダー、2代目アリオン&プレミオから採用される新開発の2ZR-FE型エンジンが搭載される。トランスミッションは全グレードCVTを採用。(1.8L車は7速スポーツモード付き)
2006年12月 ボローニャモーターショーで欧州仕様車が正式に発表。エンジンはガソリン2種類(1.4L VVT-iと1.6L Dual VVT-i)とディーゼル3種類(1.4L D4-D、2.0L D4-D、2.2L D4-D)が搭載され、トランスミッションはMT(5速および6速)とMMTが用意される。
2007年2月 欧州市場にて発売開始。
2007年3月 ジュネーヴモーターショーで3ドアモデルが発表(日本向けには設定なし)。ショーモデルの車体色は銀色。また、トヨタ自動車がスポンサーを務めているイタリアのサッカークラブチーム・フィオレンティーナのユニフォームの胸のスポンサーロゴが「TOYOTA」から「AURIS」に変更された。
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2007/06/03 17:24 | 未分類

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