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2025/06/19 02:02 |
オカメインコの成長
基本的におとなしいオカメインコも個体ごとに性格は異なる。なかにはやや激しい性格のオカメもいれば、かなりおっとりとしたオカメもいる。子育てに熱心なオカメもいれば、巣作りが苦手なオカメもいるであろう。

産卵
オス・メス双方(雌雄)の親鳥が巣を作り、メスが巣に産卵する。たいていは数個の卵を産む。卵の大きさはウズラの卵程度で、普通は白い卵である。雌雄共に抱卵し、日に数回、餌を食べるために巣から離れる。この時期の親鳥の餌は、粟などの栄養価の高いものは控える。体力が有りすぎると、抱卵しなくなるからである。
孵化
抱卵してから3週間程度で孵化する。孵化したばかりの雛の体長は、卵の大きさから想像できるであろう。巣箱には数個の卵があることが通常であり、残りの卵も孵るまでたいてい抱卵する。
生後3週間
雛は「ジーッ、ジーッ」と鳴きながら餌をねだる。親鳥は餌を食べて巣箱に戻り、雛に餌を戻して口移しで餌を与える、ということを休むことなく繰り返す。この時「キュッキュッキュッ」と音がするので、巣箱を覗かなくても餌を与えていることがわかる。オカメインコを手乗りとして育てたい場合には、生後2週間(雛を育てるのに慣れてない人は3週間)経ってから巣箱から取り出すのが良い時期と言われている。このころの雛は、まだ羽はない。
生後数ヶ月
羽はだいぶ生えてきたが、まだ完全に羽は開いていない。例えていうならば、買ったばかりの筆のように羽が包まれている。ハリセンボンのように見えるであろう。
成鳥
生後12ヶ月も経てば、オスの顔の羽の色は黄色になり、雄雌の区別が簡単に判る。メスはお腹のあたりの羽に、波状の模様がある。もうしばらく経てば、雛を産むことができる身体に成長する。このころ、人間の年齢に換算すると、およそ18歳程度と思われる。平均寿命は15年程度で、個体によっては20年近く生きるものも珍しくない。

手乗り
手乗りオカメインコとして育てはじめるのに、巣箱から取り出すよい時期は、産まれてから2週間経過してからである。早く出しすぎるとオカメインコはまだ体が小さく、人間が育て始めるには適当ではない。遅すぎると親鳥のことを親としてさらに認識し、人間は当初は育てにくいであろう。しかし、根気強く愛情を注ぐことができれば、オカメインコの性質から、他の鳥より慣れやすい。

生後2週間を経過してから取り出した場合、雛が朝起きてから夜寝るまで、1時間程度ごとに餌を与え続けなければならないであろう。雛は1度に食べられる量は少なく、しかし成長に必要なエネルギーは大量であるため、絶え間なく餌を与え続けることになる。人間が初めて雛を育てるなら生後3週間程度が望ましい。そして、成長とともに、餌を与える時間の間隔を伸ばして、次第に自分で餌が食べられるように躾ることになる。

頭の良い鳥であり、オスは訓練次第で人間の言葉を真似したり、ちょっとした芸事もできるようになる。言葉の真似では、人間の言葉を話すことよりも、口笛の物まねのほうが得意のようである。覚えさせるのにも時期がある。覚えのよいのは生後1年程度以内であり、人間の年齢にするとおおよそ15歳程度であろう。メスは人間の言葉の真似はしない。

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2007/05/13 18:07 | 未分類

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