狭義にはエビ目・ザリガニ下目・アカザエビ科(ネフロプス科)・ロブスター属に分類される甲殻類2種類を指す。食材としてはフランス語の「オマール」、「オマールエビ」、イセエビ類を指す英語であるスパイニーロブスターから差別化した「オマールロブスター」、和名の「ウミザリガニ」などの呼称も使われる。
広義の「ロブスター」は、イセエビなども含めた大型の歩行型エビ全般を指す総称で、鑑賞用に飼われる淡水産ザリガニ類であるマロンロブスター、パープルリーフロブスターなども狭義のロブスターとは別種である。
ロブスターには、ヨーロピアン・ロブスター(学名 Homarus gammarus )とアメリカン・ロブスター(学名 Homarus americanus )の2種がある。アメリカン・ロブスターはカナダからカリブ海までのアメリカ東海岸に分布する。ヨーロピアン・ロブスターは大西洋のノルウェーから地中海近辺に分布する。
浅い海の岩礁や砂礫底に孔を掘って単独生活をする。体長は50cmほどにもなるが、ニューファンドランド島からノースカロライナ州沖では体長120cmに達する個体が漁獲されることもある。
ザリガニの仲間らしく、前脚の1対が大きな鋏脚になっている。フランス語のオマール(homard)、ドイツ語のフンメル(Hummer)はいずれも「ハンマー」のことで、大きなハサミがハンマーのようにみえることに由来する。ただしこの鋏脚は専ら威嚇に用い、生活孔を掘ったり、餌を採ったりするのは口元の小さな顎脚を用いる。鋏脚の関節部には数個のとげがあるが、体にはとげが少なく、体表はわりと滑らかである。体色は暗赤色だが、肉は白色である。
洋風料理では、茹でるか蒸すかしてレモン汁や溶かしバターをつけて食べるほか、縦に半割りしてグリルまたはローストされる。近年では日本にも輸入され、鮮度のよいものを刺身にするなど高級食材として扱われている

広義の「ロブスター」は、イセエビなども含めた大型の歩行型エビ全般を指す総称で、鑑賞用に飼われる淡水産ザリガニ類であるマロンロブスター、パープルリーフロブスターなども狭義のロブスターとは別種である。
ロブスターには、ヨーロピアン・ロブスター(学名 Homarus gammarus )とアメリカン・ロブスター(学名 Homarus americanus )の2種がある。アメリカン・ロブスターはカナダからカリブ海までのアメリカ東海岸に分布する。ヨーロピアン・ロブスターは大西洋のノルウェーから地中海近辺に分布する。
浅い海の岩礁や砂礫底に孔を掘って単独生活をする。体長は50cmほどにもなるが、ニューファンドランド島からノースカロライナ州沖では体長120cmに達する個体が漁獲されることもある。
ザリガニの仲間らしく、前脚の1対が大きな鋏脚になっている。フランス語のオマール(homard)、ドイツ語のフンメル(Hummer)はいずれも「ハンマー」のことで、大きなハサミがハンマーのようにみえることに由来する。ただしこの鋏脚は専ら威嚇に用い、生活孔を掘ったり、餌を採ったりするのは口元の小さな顎脚を用いる。鋏脚の関節部には数個のとげがあるが、体にはとげが少なく、体表はわりと滑らかである。体色は暗赤色だが、肉は白色である。
洋風料理では、茹でるか蒸すかしてレモン汁や溶かしバターをつけて食べるほか、縦に半割りしてグリルまたはローストされる。近年では日本にも輸入され、鮮度のよいものを刺身にするなど高級食材として扱われている

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